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ちびドラマーチ

神奈川在住の1児の母です。妊娠期間の半分以上、本気で苦しんだつわりのこと。子育てのこと。大好きなドラマのレビュー書いています。

『つわり体験記』妊娠8週目ケトン体が検出そして入院

つわり体験記 つわり体験記-妊娠初期

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妊娠8週 吐き気MAXの中、決死の思い出病院へ向かう

母とタクシーで病院まで向かいました。

片道約9000円!往復18000円也!!!

人は極限状態に追い詰められるとお金に対しての執着を一切失います。
元気な時なら絶対にしないのですが、この時はそんな事言ってられる状況ではありません。
母も慣れない地で他の車の運転は怖いそうで。実家は田舎なので当たり前ですよね。

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9時に着きましたが、産婦人科は超満員!平日なのにすごく混んでいて後悔しました。
すごく人気の産婦人科でした。

まだ元気だった自分が、産むなら人気のこの病院と口コミの多い評判の良い病院を選らんだのです。自分の決めた事です。こんなことになるとは夢にも思っていなかったので人気の病院がいいと思ったんですよね。この病院の診察は予約制ではなく、診察券を出した人順だったので待つしかありません。母に寄りかかりながら順番を待ちます。

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この待ち時間が、地獄のように辛かったのは覚えていますがどうやって過ごしたのかもうほとんど記憶がありません。常に気持ちが悪く自分の前を人が通ったりするたびににおいで吐き気をもよおします。しかし、吐くわけにはいかないのでぐっと必死にこらえてやり過ごします。人が通った時に匂う香水や空気の匂いにおびえながら耐えました。家ではずっとソファで横になっていたので、体を起こすというのがこんなにも辛いものかと再認識しました。

今思うと受付でお願いして別室で休ませてもらえばよかったです。私以外に待合室で具合の悪そうな人は見当たらなかったのですが、後で聞いた話によるとつわりの酷い妊婦はベッドで横になって順番を待つことが出来たみたいです。私以外、みんな元気に見えたのもこれで納得がいきます。体調の悪い妊婦さんは別室にいたみたいです。しかしこの時はそんなこと考え付く余裕すらなかったのです。

待ち時間を耐え、診察室へ

結局、呼ばれたのは12時過ぎでした。到着したのは9時位だったので実に3時間近く待ちました。平日でこの混みようです。少子化なんか嘘なんじゃないかと思うくらいの繁盛っぷりです。今思うと順番飛ばされたりしたのかと思う程時間かかってます。

診察室に入るやいなや、先生は私の顔を見て

「つわりつらそうだね~」と一言。

はい。顔見ただけで分かるほどげっそりしてますか。そうなんです。辛いんです、苦しいんです。もうこの世のものとは思えないほどの気持ち悪さなんです。
本当に助けて下さい、もうやばいです、生きてるのがやっとです。毎日悪夢を見るんです、苦しくて苦しくて毎日泣いているんです。

体重は10日近くで4キロ減りました。
つわりの薬は何かないかと聞いたら、プリンぺランという吐き気止めがあるというのでもらうことにしました。つわりでも妊婦は薬が飲めないと思っていたので、薬があったことに驚きです。医師からは飲んでも赤ちゃんに影響はないと言われました。
allabout.co.jp

この日以降、しばらくプリンぺランを服用しました。猛烈な吐き気に襲われていたのですがるような気持ちで飲んでいましたが、正直それほどの効果はわたしにはなかったような気がします。ただ、病院でわたしがした点滴にもこちらのプリンぺランは入っていました。これぐらいしか日本で使える薬はないようです。つわりの薬が早く開発されることを祈ります。(海外ではまだ数種類あるようですが日本では認可されていません)

つわり妊婦でも赤ちゃんは元気

つわりが酷くて吐きまくり、ろくに食べ物を食べていなかったのですごく心配しましたが、赤ちゃんは元気でした。
この日は、前回確認することが出来なかった心音も確認出来ました。これ、たぶん妊婦ならすっごく感動の瞬間だと思うんです。
エコーで、「ドッドッドッ」って赤ちゃんの心臓が動いてるのが聞こえるんですもん。

でも、息をするのも辛いわたし。
赤ちゃんには申し訳ないけど「あ、そうですか」というようなドライな反応しか出来ません。自分が辛すぎて喜べないなんて悲しい。
赤ちゃん、ごめんね。
でも、この場で吐き気を無視して喜んだら

すっごーい!動いてる!!赤ちゃんの心臓うごいてるぅうううううおぉおおおおおえぇぇえええええ!!

・・・ってなってました。だから許してください。テンションの高まりすら許さないつわりのようです。

病院での尿検査の結果、ケトン体が検出される

医師からは、「どうする?入院してもいいよ?ケトン+3出てるから」と言われました。
つわりが酷くなってから、母からケトン体が出るといよいよヤバいという情報を聞かされていました。ケトン体なんて初めて聞きましたが、つわり妊婦の指標のひとつになるそうです。

ケトン体とは?

ブドウ糖が枯渇した状態で脂肪酸が燃焼するとき、肝臓ではケトン体(アセト酢酸とβ-ヒドロキシ酪酸)という物質ができます。このケトン体は脳にエネルギー源を供給するために肝臓で作られる物質です。
通常、脳はブドウ糖しかエネルギー源として利用できません。脂肪酸は血液脳関門を通過できないので、脳は脂肪酸をエネルギー源として利用できません。体はブドウ糖が枯渇したときに脳のためにエネルギー源を作らなければなりません。そこで、肝臓では脂肪酸を分解する過程でケトン体を生成するように進化したのです。

ケトン体・ケトン食とは

なるほど。つまり私の体はつわりでほとんど栄養が入ってこなくなり体についた脂肪を燃やして生命を維持しようとしているそうです。脳には脂肪ではダメなので脂肪酸を分解してケトン体を作っていると、それを脳に使っているということですかね。
人間の体ってなんて凄い機能を持っているのでしょうか。つわりにならなければこんなこと、知ることもなかったでしょう。

ケトン体は健康な人ならば数値は0で検出されません。ケトン体が検出されると「重症妊娠悪阻」の部類に分類されるとか。
その数値が+3ですから、それはキツイはずです。

入院するかしないか迷っていると、医師から

「取り合えず、点滴してその間に決めていいよ。あ、でももう1キロ減ったら強制入院ね」

そして診察は終了しました。

私は別室で点滴を受けることになりました。点滴は2本受けました。おそらく、プリンぺラン、カロリーと電解質、ビタミンだと思います。
点滴が終わって母の元へ戻り説明すると強く入院を勧められました。家に帰るよりも入院して管理してもらった方が安心だとおうことらしいです。食べられないならずっと点滴してもらったほうがいいと。あまり反抗する元気もなかったので、あっけなく入院を決めました。その時は意識も朦朧としていて早く横になりたかったのと、入院するか否かを考えることが出来ないほど消耗していたのでもう従うほかありませんでした。
まぁあと1キロ減ったら強制入院だったので時間の問題でしょうね。
あ、私は普通体型です。

入院

看護師さんに病室を案内してもらいベッドに横になります。

すぐに戻してしまうため、絶食で点滴治療をするとのこと。待合室でずっと吐き気をこらえていたためさっそく吐いてしまいました。何も食べてないので空吐きに近い状態でした。

大部屋は他の人の食べ物の臭いとかでやられそうだったので個室希望しました。もうお金のことは考えていられません。これで点滴ずっとすればもう治るんだ。こんなことなら家で苦しんでないで早く来れば良かった。
点滴をすると体に水分がいきわたるようなすーっとする感覚がしました。体の中が冷たくなりました。よっぽど水分を欲していたのかな。そう考えると怖いですよね。

この時は久しぶりに安堵しました。

しかし、本当の地獄はこの入院生活だったのです。

こちらに続きます。
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