『つわり体験記』家事が満足に出来るようになったのはいつ?出来ない時はどうする?

妊娠悪阻の記録を週数別に詳細に記録しています。

前回のつわり体験記はこちら。

つわりが辛い時に家事をするのはものすごくしんどいですよね。料理はもちろん、洗濯や掃除など全てが妊娠前のように思うようにいきません。

初期に妊娠悪阻になり入院、その後もずっと寝たきり状態だった私は家事は全く出来ていませんでした。

そんな私がいつ頃家事が出来るようになったのか?出来ない時はどうすればいいのか?

以下に詳細にまとめてみましたので皆さんの参考になれば嬉しいです。

生きることで精一杯で家事どころではない!

私は妊娠悪阻になりかなり体がきつく当時は生きることに精一杯。

一日をどうやり過ごすか、どのくらい眠って時間を稼ぐか(この思考は分かる人には分かると思う)そんなことばかり考えて生きていました。

家事なんてもってのほか。

ぶっちゃけ、妊娠23週まで何一つ家事はしていません。

夫が長期出張に行き家で1人では過ごせなくなったので実家に帰省。そこでは全て親の世話になって生きていました。

私と同じような状態の方や、辛くて辛くて家事が出来ない方はご実家や家族が頼れるのであれば全力で頼ることをおすすめします。

家事が出来るようになってきた時の体調

妊娠23週目の終わりくらいに少し動けて家事も出来るようになってきました。その時の体調がどんな感じだったかと言うと

吐く回数は一日2回くらい

味の濃いものや麺類などは少しづつ食べられるようになる

水分はとれている

短時間ならテレビを観たりスマホを見れる

私は第二子でおそらく普通レベルのつわりも経験しましたが、この時の体調はまさにその普通レベルのつわりと同じくらいだったと思います。

ピークでこの23週の時と同じような状態です。

この状態なら確かにこれなら動けはするんですよ、もちろんかなり辛いんですけどね。

多くの方がこのくらいのつわりだとすると妊娠悪阻の寝たきり状態がなかなか理解されないのも悔しいですが分かる気がします。

つわり中に家事や料理をどの位やるべきか?

これは正解がない問いで、そのつわりの重さや家庭環境などによってかなり違うと思います。

ただ、妊娠悪阻の場合はそんなことは関係なしに無理なものは無理です。

そもそも「家事しよう」という気持ちすら湧いてこないでしょうし、前にも書きましたが生きるので必死なのでそんな力はありません。

これは家族の方に理解してもらって助けてもらうしかないです。

また、妊娠悪阻までいかない方でも辛いものは辛い。

つわりは個人差があり、その人の体調や体力は妊婦さん本人しか分からないので、自分で「だめだ」と思ったら無理しないことが大事だと思います。

コウノドリ8巻読むといいよ!

つわりで苦しい時に家事や料理をどの位やるべきか?の問いの答えは人それぞれですが、

「無理のない範囲、自分が出来ると思うところまで!」

というのを前提として考えるべきです。

感謝の気持ちと言葉を忘れなければ、まわりを頼りまくっても全然大丈夫です。

私が家事と料理を出来るようになるまでの経緯

当時の日記を見るとこのように記録してあります。

  • 妊娠23週1日目⇒洗濯をした
  • 妊娠23週2日目⇒ミートソースを作った
  • 妊娠23週3日目⇒カレーライスを作った
  • 妊娠23週4日目⇒中華丼を作った
  • 妊娠23週5日目⇒マーボー豆腐を作った
  • 妊娠23週6日目⇒掃除機をかけた

私の記念すべき家事一発目は洗濯でした。

洗濯機を回して干すだけだったのですが・・・(汗)

それまでは実家に帰省していたり、夫がしてくれていたので甘えさせてもらいましたが、起き上がれるようになり少し回復してきたのでこの日から始めました。

少しでも家事を出来た喜びが大きくて、冷蔵庫を開けるだけで吐いていた私が料理に挑戦しました。

冷蔵庫は相変わらず開けると吐きそうだし、食材や調味料のにおいも吐きそうだったので、マスクをして挑戦です。

途中、具合が悪くなったら休憩しつつ何とか1品は作れるようになりました。

ご飯も炊けました(マスク必須です)

家事が出来ると精神状態が良くなる

つわりになり入院⇒実家帰省⇒自宅療養と私は多くの人に助けられ、生きてきました。

一人だったら乗り越えられなかったであろう程の体調不良で、精神的にもすごく落ち込んでいました。

お腹の中で頑張る赤ちゃんの為に、栄養も沢山取ってあげることが出来ず、お腹を撫でたり声をかけてあげることも出来ず、ただひたすら苦しむのみの生活を送りました。

毎日毎日、自分の情けなさと悔しさと、どうしてこうなってしまったのだろうと言う自問自答を繰り返し泣いていました。

一生懸命働いている夫にご飯も作れず、私のお世話をして苦労ばかりかけていたので申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

「赤ちゃんを育てる仕事をしているからいいんだよ」と言ってくれましたが、やっぱりずっと引っかかっていました。

妊娠23週で少しの家事と料理が出来るようになり、赤ちゃんを育てること以外にも自分の役割を果たせたような気がして自責の念から解放されました。

これを読んで誤解しないで欲しいのですが、体調の悪い妊婦さんは、まだ無理をする必要はありません。

私は吐く回数も減り、体を起こしても少しなら平気になってきたので再開したまでです。

ただ、やっぱり何も出来ない自分を責めてしまうこともあると思います。

しかし、一番大切なのはお腹の中で赤ちゃんを育てることだと言うのは忘れないでください。

それ以上の仕事はないのです。とても尊くあなたにしか出来ない大仕事です。

家事はだめだと思ったらしなくてOKだと思います。

体調を見て少しづつ再開出来るようになるといいですよね。

つわりが辛くて挫けそうな妊婦さんに向けて当時完全に心折れていた私が書いてみました。

お時間があったら是非読んでみて下さい。

4件のコメント

うさぎさん
ハッピーマタニティライフ!笑 楽しみましょう!
切迫も動けなくて辛いと聞きますが、悪阻は格別ですかねぇ・・・。いや本当にしんどいですもんね。衰弱という言葉がぴったりです。
赤ちゃんはママが頑張っているのをきっと見ていると思います。娘は産まれてからまだ一度も体調を崩さず、寝つきも良く、とても育てやすい子でした。
旦那ときっとつわりを頑張ったからご褒美だよねと話しています。
では次は育児記事でお会いしましょう!赤ちゃん可愛すぎて変態になるので注意です(笑)私はすでにメロメロの変態ですので・・・。

コメント返していただき嬉しいです^_^
出産まで終わらないと思っていたつわり、やっと私にも幸せハッピーマタニティライフというものが訪れたように思います。短いですが笑
切迫早産の入院は私の場合悪阻に比べると全然耐えることができました。確実に悪阻のときの入院生活が私を強くしてくれました笑
ただ、悪阻のときに栄養の点滴を入れるためあらゆる腕の血管を潰してしまったようで、切迫での張り止めの点滴が入らず差し替えを何度もされ痛かったです。またあんな悪阻を乗り越え、旦那や家族に「迷惑かけたなんて思わずに元気な赤ちゃんを産んで」と言われているのに最後の最後に早産で産まれてきてしまったらどうしようという不安にかられ、ベットの上で泣きました。
こんな妊娠生活でもここまで大きくなってくれたお腹の赤ちゃんには、産まれてきたらありがとうといいたいです。
はなこさんは悪阻の上、出産も帝王切開だなんて大変でしたね、、、
今のところ普通分娩予定なのですが、今までつわりが終わってほしいから早く産みたい!という気持ちで過ごしてきたのでつわりがなくなったいま急に怖くなってきました笑 赤ちゃんに会うため、がんばりたいと思います。
つわり体験記、需要あります!その通りかと思いますし、孤独の中ブログを読むと理解者がいると思え本当に心強かったです。
育児記事も楽しみにしていますね♪

初めまして、コメントありがとうございます。とても嬉しく読ませていただきました。
臨月でつわり治りましたかーーー!おめでとうございます!治るなら何故もっと早く治ってくれなかったのかとも思いますよね・・・。
3度も入院されたとのこと・・・、それに加えて切迫とは、私よりも確実に辛い思いをされてきたと思います。読んでいるだけで泣きそうです・・・。
吐きつわり&唾液つわり…私と同じです。胃液・血は吐きました。胆汁は出ませんでした(何の張り合い何だろうか笑)吐く辛さに加えて唾液つわりの辛さは言葉では表せないほどでした。
本当に!本当に!つわりは経験した人にしか絶対に分かりません。家で苦しんでいる私を見ていない人に、苦笑いしながら「辛そうだね」と言われると腹が立ちます。
医師や看護師にもこの辛さは分かりません。これは病気などに共通するのかもしれませんが、経験者にしか本当の苦しみは分からない・理解出来ないのだと知りました。
マタニティフォト撮りたかったです。頭に花冠載せて、お腹にペイントして撮りたかったです。そんなの夢のまた夢でしたが・・・。髪は美容院に行けず、自分で切りました。ベビー用品は極力ネットで、仕事も辞めました。こんな妊娠生活、誰が想像したでしょうね。本当に最悪としか言いようがありません。
私も妊娠中は経験者の方のブログを読み漁りました。同じ境遇の方の話は励まされますよね。同じく全部読んだと思います。
このブログを始めたのもそんな思いからなのですが、うさぎさんのように読んでいただける方がいると思うと書いて良かったと本当に思います。
「つわり体験記」にはコメントあまりもらえないので、正直需要あるのか心配だったんです。つわりが酷いとネットをするのもかなり苦痛なのでだからかな?と勝手に思っています笑
当時の日記を見たり思い出すと今でも吐き気がするので、あんまり続きをかけていないのですが、絶対に書き切ろうと思います。
妊婦なのにハッピーな気持ちで妊娠生活を送れず、産まれて可愛がれるのだろうか?と心配していましたがそんなの吹き飛ぶほど赤ちゃんは可愛かったです。
出産も(帝王切開でした)産後のお世話もつわりに苦しんだ日々に比べればもう全然マシでした。あの日々で鍛えられたのでしょうか(汗)
一度コメントをもらえただけなのに、もう戦友のような気分です!!落ち着いたらまたブログに遊びに来て下さいね(*^^*)
無事に可愛い赤ちゃんが産まれますように、陰ながら応援しています。

はじめまして。現在妊娠36週の初マタです。
はなこさんのブログを読ませていただき、経過や境遇がまるで私のことかと思うくらい共感しましたのでコメントさせていただきました。
私は、妊娠初期〜中期にかけて重症妊娠悪阻で3度の入院→後期になってもつわりは落ち着かず切迫早産でも入院→現在臨月に入り、ここにきてまさかのつわりが治る笑 という経過に至ります。私は主に血や胆汁まで吐いた吐きつわりと、加えて臨月目前まで続いた唾液つわりに悩まされました。
重症妊娠悪阻、、、楽になった今でこそ懐かしいエピソードとして人に話せますがピーク時は本当につらかったです。なぜ妊婦の100人や1000人の1人に発症するものに自分がなってしまったのか、、、
「つわり大変そうだね」「妊娠は病気じゃないからね」と実際苦しむ私の姿を見ていない友人や上司に言われたとき、正直《つわりじゃなくて悪阻、病気なんです》と何度も言いたくなりました。もちろん経験したつらさを世の中の人全員に理解してもらいたいわけじゃありません。ただ、一番そばで看病してくれた旦那や先生や看護師さんでさえも悪阻は《本当のつらさは経験した人しかわからないんだな》と思いました。
妊娠や子育ては人と比べるものではないことは頭の中では理解していますが、実際SNSで友人の安定期に入った妊娠報告や幸せそうなマタニティフォトがとてもうらやましかったです。一方で私は吐きつわりが落ち着いても唾液つわりが継続したため、吐き出し用のアルミ缶を家でも外でも常に持ち歩く生活、、、汚い話ですみません。妊婦健診のエコーや内診のときでさえも手放せず、外出はできるだけ最小限になりました(仕事もやめました)。伸びきった髪を切りに行くため美容院はアルミ缶持参で恥を忍んで行き、ベビー用品を買いに行ったときも奇妙な目で見られていたと思います。友人に会いたくても恥ずかしさで会えず、妊娠報告もごく一部の人しかできませんでした。
確かにネットを見ることで自分と比較し落ち込むこともありましたが、重症妊娠悪阻やマイナーな唾液つわりなど周りに経験した人がいないものにかかってしまった私は、はなこさんのような経験談のブログ等にものすごく励まされました。つわり中何度も検索して励みになってたので、悪阻や唾液つわりについての記事はすべて読み込んだのではないかと思うほどです笑
このようなところでのコメントは初めてで、長文・乱文失礼しました。まだ<つわり体験記>しか拝見していないのですが、楽しくブログ見させていただきたいと思います。
※<妊娠中の旦那の言動を私は一生忘れない>読みました。本当に神様みたいな素敵な旦那様ですね。
臨月になって身体が楽になった自分の喜びで頭がいっぱいでしたが、記事を読んで私が悪阻で苦しんでいたときの旦那の優しさを走馬灯のように思い出しました。感謝の気持ちを伝え、これからの出産や育児をがんばりたいと思います。

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