前回のつわり体験記はこちら。妊娠悪阻の記録を週数別に詳細に記録しています。
妊娠20週に入りました。出産を40週とするとやっと半分まで来た。
この長い地獄はあとどのくらい続くのだろうか。
妊娠期間はあっという間だとよく聞きましたが、もうそんなの全然うそ。めちゃくちゃ長い。
常に吐き気との戦いで赤ちゃんがいるということを忘れそうになる日々でした。妊娠というより病気みたい。
今回はそんなある日に私が初めて胎動を感じた時のお話。
もくじ
感動。やっぱりここにいたんだね
まだまだつわりは終わらない。
気が付いたら妊娠20週になっていた。もう何も信じられない。
お風呂は3日に1回くらいのペースで入っていました。
一分一秒でも早く終わらせたい。
この日も吐き気を堪えながら急いでいると、ふとお腹に違和感を感じました。
ポコポコポコ・・・
すぐにピンときた。これは胎動だ。
慌てて触ってみますがよく分からない。
でも、お腹の中で金魚が泳いでいるように何か動いているのを感じます。
やっぱりここにいたんだね。
私はあなたの為に耐えていたんだね。
胎動を感じて真っ先に思ったのは「やっぱり赤ちゃんいたんだ」と言うこと。
妊娠してから人生史上一番に具合が悪い日々が延々と続いていて、赤ちゃんのことをあまり考える余裕がなかったので、やっとここへきて実感しました。
妊娠を実感できるのがくそ遅い。全部つわりのせい。滅べ。
胎動を感じて気持ちに変化が訪れる
胎動を感じるようになり、体調は相変わらず悪いですが気持ちの面では変化がありました。
つわりは妊娠初期に始まり、その頃はお腹も出ていませんし外見上は全く分かりません。
赤ちゃんがいるという実感が湧かないのです。
病院でエコーを見れば赤ちゃんの様子は分かりますが、普段は身近に感じることは出来ませんでした。
だからその時に思うのは「辛い」
ただそれだけなのです。
イライラしたり、泣いたり、誰にぶつけようがない気持ちを抱えて1人で耐えなければいけません。これは本当にしんどい。
なんで私がこんな目にあうの?そう思っては泣いていました。
しかし、胎動があれば赤ちゃんをより身近に感じることが出来ます。
気持ち悪くて辛くても、お腹でポコポコ動いているのを感じれば、「頑張ろう」という気持ちが自然と湧き上がってきます。
これが母性なのでしょうか。
吐いていても、お腹でポコポコ動くと赤ちゃんに励まされているような気がして嬉しかったです。(吐いてるけど)
多くの人は胎動を感じる前につわりが治まることでしょう。
しかし、私のように妊娠悪阻になった妊婦さんは長期戦になるかもしれない。
産むまでと考えると長すぎて気が遠くなるけど、胎動までならあと少し。
きっと胎動が感じられれば少しずつ良い方向に向かってくれると思います。少なくとも精神的にはだいぶマシです。
これがつわりが治まるということなのか
妊娠20週も終わろうかという頃、寝たきり生活から解放されました。
ずっと横になって寝ていたけど、体を起こせる時間が増えてきてテレビも見られるようになりました。
すごい!座っていられる!
少しの時間ならスマホをいじることも出来るように。
画面酔いが酷く見ると吐いてしまうので見れなかったのですが大丈夫になりました。
すごい!スマホがいじれる!
これで時間の進みが常人のものに一歩近づきました。もう、時空を守護しなくてもいいんだ(何を言っている)
これで1日寝ていなくて良くなったので、夜もぐっすり眠れるようになりました。
今までは日中に寝すぎて夜眠れない事が多く辛い思いをしていた・・・。
まだ1日2~3回位は吐いてしまうけど、食べられるものも増えてきました。
洋食や麺類なら割と大丈夫。和食はまだ食べようと思えないけどお味噌汁はいけます。
19週でコメダ珈琲に行けたので他のお店もと思い、勇気を出して行ってきました。
つわり妊婦、中華料理屋へ行く
わたしが食べられそうだと思ったのは、ラーメンか中華料理です。
ラーメンも食べたいけどゆっくり出来なそうなのでこちらは延期し、中華料理屋へ行くことにしました。
座敷があって仕切りがあるお店を選び、空いている方がいいので平日の早い時間を狙って両親と行ってきました。
食べたのは海鮮炒めとチャーハンのセット。
少し残したけど、濃いめの味がつわりでも受け付けたので良かったし自信になりました。
何だか胎動を感じてから良いことだらけ。
ありがとう、わたしの赤ちゃん。
つわり体験記のつづきはこちら
ほんと!無い人は全くないですからね!!あれだけは味わった人にしかわからん辛さです涙
初めまして。ブログ読んで下さってありがとうございます。
つわり辛かったですか・・・。仲間ですね(>_<)鳥肌立たせてしまってすみません。あの辛さを乗り越えて今があるけど、個人差がありすぎるところが未だに納得いきません!(笑)
つわり私もすんごいしんどかったので、このブログを読みながらまた鳥肌がたちました。でもあの辛さがあって今があると思えば、幸せなものですよねぇ~!