小さい子供が初めてプレイするポケモンゲームは何が良いのか、購入前に悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか?
そこでまず候補にあがるのが
- ポケットモンスターLet’s Go!ピカチュウ/イーブイ
- ポケットモンスターソード/シールド
の二つのゲームですよね。
※これらのソフトの他にもSwitchのポケモンゲームはありますが、「ポケモンをゲットしてバトルする」という内容ではないのでここでは割愛します。
ちなみに「ポケモンスナップ」はポケモンの写真を撮るゲームですが、小さい子供でも楽しく遊べています。ポケモンゲットやバトルに拘らなければこちらもおすすめです。
Switchのゲーム初心者のわが子(5歳)と一緒にポケモンゲーム、Let’s Go!イーブイとポケットモンスターソードの両方をプレイしました。
クリアしてみてポケモンゲームを小さい子供が初めてするには、Let’s Go!ピカチュウ/イーブイの方がおすすめというのが私の考えです。
ポケモンゲームの導入にぴったりなんですよね。
小学生以上になればどのゲームから初めても大丈夫だと思いますが、未就学児がプレイする場合について両者の違いや親目線で思った事を書いていきます。
もくじ
Let’s Go!ピカチュウ&イーブイはざっくりこんなゲーム
Let’s Go!ピカチュウ/イーブイ(以下ピカブイ)は初代ポケモン(赤青緑)をベースにして作られた作品です。
今の子供たちの親世代が初代をプレイした方が多いのではないでしょうか。30代の私も子供の時に初代で遊びました。
全くポケモンゲームを知らない方に向けて簡単に説明すると、
一人前のポケモントレーナーを目指して相棒のポケモン(ピカチュウorイーブイ)と一緒に冒険するストーリーです。
ポケモンをゲットしたり、他のトレーナーとバトルして自分のポケモンのレベルを上げ、各地にあるポケモンジムのジムリーダーと戦いバッジを集めます。
全てのバッジを集めてポケモンリーグに挑戦し殿堂入りを目指すというのが一応の最終目標となります。
ひらがなに切り替えてプレイ可能
文字を漢字→ひらがなに変えてプレイすることが出来ます。
ピカブイをプレイするにはひらがなとカタカナがある程度読めれば大丈夫です。
セリフを音声で読み上げることはないので、全く分からない場合はまだプレイするには早いかなと思います。
わが子はひらがなは全て読める、カタカタはある程度読めるくらいでプレイを始めましたがポケモンゲームをやっていく内にかなり読むのが早くなりました。
ストーリーが分かりやすく親子でサクサク進められる
ピカブイのストーリーは初代ポケモンほぼそのまま。
そのまま過ぎて初代を知っている人はもうちょっと違いが欲しいという人もいると思いますが・・・。
しばらくポケモンゲームから離れていて子供と久しぶりにプレイすしても、流れが分かっているので親はさくさく進められるのが良いところですね!
攻略を見なくてもストーリー進行は大丈夫という保護者の方も多いはず。
ストーリーも難解な部分はなく、基本的にはポケモンをゲットしながら順路通りに進みジムリーダーと対戦→バッジ獲得という流れです。
次に何をすればいいのか分からないということはあまりないかと思います。
表現が易しい
ソードシールドに比べて難しい言葉や言い回しはほとんど出てこないので、小さい子供も理解しやすいと感じました。
子供がプレイしていて言葉の意味が分からないという事はほとんど無かったです。
※ソードシールドが難しいと言う意味では無くて未就学児や小さい子供にとっては「難しい」と言う意味です。
これについてはこちらの記事でも触れていますのでよろしければご覧ください。
マップが分かりやすい
ソードシールドに比べてマップがシンプル・直線的で分かりやすいです。
最初は保護者の方が見かたを教えたり一緒に進める必要はありますが、ピカブイのカントー地方のマップの方が子供も理解しやすいと思います。
私は子供にこのマップの見かたを教えるのが結構大変だったので、そういった点からも最初にピカブイをプレイしておくのがおすすめ。
個人差はありますが、いきなりソードシールドのマップを幼児が見ても混乱するし理解出来る子は少ないんじゃないかな。
ソードシールドの方のマップはこれが全てでなく上にスクロール出来ます。
それでけソードシールドの方が行ける場所の選択肢が多くて慣れてくれば楽しいのですけどね。
ポケモンゲットが簡単
賛否両論あるこのゲームのポケモンゲットシステム。
初代のリメイクと言われていますが、初代とは違ってポケモンをゲットするのに戦闘がありません。
野生のポケモンと戦闘してHPを削ってからボールを投げる必要がないのです。
タイミングよくジョイコンを振ってポケモンをゲットします。
初代からプレイしている私は正直・・・ポケモンGOのようなこのシステムは物足りなかった。
ですが、小さい子供でも簡単にゲット出来るので子供は楽しんでやっていました。ボールを投げる(ジョイコンを振る)だけなのでタイミングのコツさえつかめばわが子は5歳でも1人で出来ましたよ。
別売りのモンスターボールプラスを購入すれば、コントローラー代わりに使用出来ます。
ポケモンゲット時の振動を味わえたり、鳴き声が聞こえたりと子供が喜ぶ要素満載。
相棒ポケモンが強い
ピカブイは相棒のポケモン(ピカチュウorイーブイ)が強い。
ステータスが高くなりやすいのに加え、相棒技という相棒ポケモンの特別な技を覚える事が出来ます。
強くするために特にコツが必要な訳ではなく、普通に育てるだけでパーティーの中でエース級のポケモンになってくれます。
ポケモン初心者の子供にとってこれはプラスではないかなと思っています。
相棒ポケモンが強いのでよほどの事が無い限りは戦闘で負け続けたり、行き詰ったりすることはないでしょう。
また、相棒ポケモンに服を着せてお揃いコーデを楽しめたりも出来ます。
ピカブイの残念だった点を親目線で書いてみる
ゲーム初心者の子供、とりわけ未就学児がプレイするにはおすすめなピカブイ。
ですが、ピカブイは結構批判もありネットでもかなりの数の意見が出ているのですが、子供とプレイしてみた私が親目線でイマイチ残念だった点を書いてみます。
相棒ポケモンは進化出来ない
相棒ポケモンのピカチュウ、イーブイは進化させることが出来ません。
進化しなくても強いのでまぁ仕方ないかなと思いますが、進化するのを楽しみにしていた子供はがっかりしていましたね。
野生のピカチュウ、イーブイをゲットするかポケモンGOから転送して進化させることは出来ます。
ポケモンの数が少ない
ピカブイで出現するポケモンの数は全部で153種類。
ソードシールドではそれぞれ出現するポケモンが一部違うものの、400種類のポケモンが出現します。
そして、現在放送されているアニメ「ポケットモンスター」で登場しているガラル地方のポケモン(ヒバニー・サルノリ・メッソンなど)は当然ながらピカブイには登場しません。
今放送のアニメが好きなお子さんはソードシールドの方が楽しいかなぁ(アニメとゲームでリンクしている部分が多いため)と思います。
が、個人的にはポケモンゲーム初心者の小さいお子さんはピカブイから始めた方が、難易度的にはスムーズに遊べる気がします。
ゲーム慣れしていればソードシールドの方が楽しいことも
正直、大人がピカブイをプレイして「つまらない」という感想が出るのも分かるんですよ。
だってほぼ初代と同じようなストーリーだし、ポケモンゲットも簡単だし、登場するポケモンも少ないので。
これはゲーム慣れしている子供にも言えると思います。
もし、Switchの操作に慣れていてストーリーの理解も十分に出来るようなお子さんでしたら、初めてのポケモンゲームにはソードシールドの方が合っている可能性も十分にあります。
わが子はピカブイ→ソードシールドの順にプレイしましたが、どちらもやってみてより楽しいのはソードシールドの方だそうです。
ポケモンゲームをプレイする内に上手になりましたので、バトルしてポケモンを育てる要素や服や髪型などの自由度の高いソードシールドの方が好きなようです。
ただ、一緒にやってみてピカブイですら未就学児の子供には最初は操作が難しく、時には怒ったり悔し泣きすることもあったのでこの順番がうちには合っていたなと思っています。
ポケモンソードを幼児とクリアした感想はこちら