沢山ある育児書の中からどの本を選べばいいのか迷ってしまうし、買う前に口コミを知りたいですよね。
私は二児の母で、夫と一緒に妊娠出産や子育てに関する本をたくさん読んできました。中にはハズレもあり「買わなければよかったな」と思った本もあります。
みなさんには同じ失敗をして欲しくないので夫婦で読んでみて、男性に本当におすすめしたい本だけを10冊まとめました。

と思っている方に向けてレビューと一緒に紹介します。本より漫画が好きという方は漫画もあるので大丈夫!
是非、購入前の参考にしてくださいね。
もくじ
妻が妊娠中に夫が読んでおきたい本
はじめての妊娠・出産安心マタニティブック
一見、女性向けに思える本ですが実は男性にこそ読んでもらいたい本。
今お腹の中で赤ちゃんがどう成長しているのか、奥様の体の変化を毎日を知る事が出来ます。(赤ちゃんの体の発達具合や妊娠経過により母体におこるトラブルなど)
自分では体感出来ない男性にこそ父親としても自覚が芽生える良いきっかけになります。
日記を書く欄もあるので夫婦で書いて宝物の一冊にしましょう。
嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本
コウノドリの主人公のモデルとされる産科医荻田先生が書いた本。
とても分かりやすく「妊娠・出産」について書かれているのに、全く堅苦しくないので読みやすい(関西弁で書かれています)奥様が妊娠中の方は、まずはこの本を読んでみることをおすすめしたい。
基本的な知識~妊娠中に夫はどんなサポートをするべきなのか?こんな迷信は気にしなくて良い!など男性が読むと目から鱗が落ちますよ。
パパが育児のスタートや育児に悩んだ時に読みたい本
新しいパパの教科書
0歳~3歳のパパ向けに書かれた本。
「教科書」というだけあって親としてやるべきことが非常に丁寧に詳しく書いてある。産後のママのケアからおむつ替えの手順などの基本的なことから、子供とどう遊べばよいかまで載っています。
親として何をすればいいのか分からない、いつも妻の支持を待ってしまうと言う方は是非読んで下さい。具体的に書かれているので頭に入れておくとすぐに動けます。
アドラー式子育て 家族を笑顔にしたいパパのための本
アドラー心理学に基づいて書かれていますが、アドラー心理学を全く知らなくても大丈夫です。
この本は夫の悩みに著者が答える形で構成されていて、目次を見ればずらっとその悩みが読めますが超具体的(笑)あるあるの悩みなので夫はとにかく共感したそうです。
パパは脳研究者 子供を育てる脳科学
脳研究者の池谷裕二さんが子供の脳について娘さんを観察して書いた「サイエンス・ノンフィクション」どのようにしてサルからヒトになるのか?という面白い切り口。
あなたもきっと子供の行動には(一見意味不明に思えるものにも)全て意味があるのだとハッとしますよ。
池谷さんの娘さんへの愛情がいっぱいに詰まっていて微笑ましく読みました。
ヨチヨチ父 とまどう日々
人気作家ヨシタケシンスケさんが父親になって感じたことを赤裸々に綴った本。マンガ&エッセイなので読みやすいです。さすがのセンスで面白くて笑えます。
出産や育児についてご自身が思ったままを書かれているようで、ちょっと無神経な部分もあると話題になっていました(笑)
ヨチヨチ父については個別でレビューを書いているので気になる方は以下の記事をご覧ください。
パパとこどものあそび
保健師で二児のパパが「こどもとの遊び方」を書いた本です。しかも超具体的かつ丁寧なので今日からすぐに実践できます。
わが子のお気に入りは、ぶらぶらブランコや新聞の壁を打ち破れ!(←なにそれ(笑)と思った方、すごく楽しいから是非)
子供と遊びたいけれどなにしていいのか分からないかたはこの本がおすすめです。
妻と夫の関係を良好に保つには
ふたりは同時に親になる:産後の「ずれ」の処方箋
ママのリアルな事情、パパのリアルな事情と章が分かれていてそれぞれの立場での言い分が丁寧に書かれています。
そしてこれを紐解いていくと、なぜ産後に夫婦で「ずれ」が生じてしまうのかはっきりするのです。やはりどこまでいっても他人、そして別の性別なのでお互いの事を理解しないとうまくやるのは難しい。
男性におすすめの出産・育児漫画はこれ
コウノドリ
ドラマ化もされ一躍有名になったコウノドリ。原作はまだ続いています。
妊娠や出産は決して当たり前に出来ることでは無い。奇跡が重なって無事に命が誕生しているのです。
特に男性に読んで欲しいのは13巻の長期入院、21巻の夫の自覚(クズオブクズの旦那が出ます・・・)あたりですかねぇ。
そのオムツ、俺が換えます
父親目線で描かれた育児漫画の傑作です。
妻に育児をしている姿を見てもらいたくて一生懸命頑張る夫。育児の中で存在感を出したくて妻の視線を気にするところは面白くてにやけてしまう。
みんな同じように悩んで成長している。夫婦で育児書を読むのも楽しい
育児書やエッセイを読んで思うのは、「みんな悩んでいるんだな」と「頑張ろうと思っているんだな」という事。
悩みもなくやる気もなければ育児書なんて必要ないですもの。父親向けの本がこんなに多く出版されているのは同じような気持ちの人が多いからですよね。
きっと20年30年前には考えられなかったことでしょう。少しずつ私たちの世代から変わっていっていると感じます。そして、変えていきたいですね。
わが家はよく夫婦でこのような育児書を読みますが、お互いの意見を聞いたり情報を共有するのはとても有意義な時間であると感じます。
皆さんも夫婦で一冊手に取ってみると面白いかもしれません。