スマイルプリキュアは2012年～2013年に放送されたプリキュアシリーズ通算9作品目、7代目のプリキュアです。
東日本大震災の後のプリキュアということでテーマは「笑顔」
歴代プリキュアの中でも人気の高いスマイルプリキュアを1話～最終話（48話）まで4歳の子供と一緒に観ました。
これからスマイルプリキュアを観ようか迷っている方に是非おすすめしたい作品だったので、一体スマプリのなにが良いのか詳しい感想＆考察を書きました。
ネタバレしているので全く知りたくない方はご注意ください。
ちなみに親子共々キュアビューティー推しです。ビューティー最高過ぎました。
スマイルプリキュア1分で分かるあらすじ
主人公の星空みゆきが転校初日に出会ったのは絵本から飛び出して来た妖精キャンディ。
キャンディは、世界を悪い未来にしようとするバッドエンド王国から救ってくれるプリキュアを探してメルヘンランドからやってきた。
みゆきは同級生のあかね、やよい、なお、れいかと共にプリキュアとなりバッドエンド王国から世界を守る為戦いの日々に身を投じるのです。
東日本大震災の後に作られた先品のため、歴代プリキュアの中でもコメディ要素が強くなっている本作。作品全体を通して明るい雰囲気でとても良い。
「笑顔」という明瞭なテーマなので小さいお子さんにも理解しやすくおすすめです。
5人体制のプリキュアだが、それが良い
スマイルプリキュアはYes！プリキュア5以来の5人体制。
追加メンバーはなく、メンバーが揃う初期から最後までずっとこの5人で戦います。
5人は同じ学校同じ学年同じクラスなので基本的にいつも一緒。だからか連帯感が強くとても仲が良いのも一つの特徴です。
追加メンバーによってもたらされる変化はありませんが、その分5人のプリキュアの成長をじっくりと観ているようで好きでした。
追加メンバーが入っても、その子がチームに馴染めていない感があると私は気になってしまうのです・・・。本作はそのような心配はなく「仲良しな友達」という言葉がぴったりなのも良かった。
5人とも可愛いビジュアル
正直、歴代プリキュアでは「この子のビジュアルこれでいいの？」という子が個人的には何人かいます・・・。
しかしスマイルプリキュアは5人全員可愛い。
特に人気があるのはキュアビューティー（青）とキュアピース（黄）（特にピースは大きいお友達に人気）だと思うのですが、他の3人も十分可愛くて魅力的です。
熱い！熱すぎる！スマイルプリキュア第23話
スマイルプリキュア前半の山場、そしてプリキュア達がバッドエンド王国の幹部と激闘を繰り広げる第23話。
プリキュアと幹部のマッチアップ！
ハッピーをキャンディ救出に向かわせる為、繰り広げられる個人戦がめちゃくちゃ熱い。
サニーVSウルフルン
ピースVSアカオーニ
マーチVSマジョリーナ
ビューティーVSジョーカー
特にビューティーは第22話でプリキュア全員でかかってもボコボコにされたジョーカーと1人で対峙する。このビューティーの格上感よ・・・
さらにOPで見慣れた戦闘シーンをこの戦闘で再現してくる演出が最高としか言いようがないので是非観て欲しい。
日常回も楽しくて良いですが時間の無い方はこの23話は必ず観て下さい。
私はこの折り返し地点と言える話で4歳の娘よりも前のめりになっていきました。
キュアビューティーが人気なのも頷ける
スマイルプリキュアを娘と観始めてすぐに娘はキュアビューティーが好きだと言い始めました。
確かに青木れいかもキュアビューティーも、めちゃくちゃビジュアルが可愛いんですよね。相当製作者の方々のお気に入りだったのか作画も毎回綺麗。
- 賢い優等生
- スポーツも出来る
- 美人
- アイスソード（氷剣）を使う
- 戦闘力が高い
- キャラソンが良い
アイスソード使いは反則。正直、メインのキュアハッピーよりも戦闘シーンは力を入れて制作されているだろう完成度の高さ。
キュアビューティーはプリキュアの中でもかなり人気の高いキャラらしいが、これで人気が無い方がおかしい。
そして声優の西村ちなみさんの声も大人っぽくて大好きです。
第43話のキュアビューティーVSジョーカー再び
第40話～第44話まではプリキュア達それぞれの掘り下げ回なのですが、中でも素晴らしい出来だった第43話のれいかメインの回。
第23話でも激闘を繰り広げたVSジョーカー再び。
れいかのテーマである「道」
初期の頃からこの「道」というのは度々話には出ていたのですが、正直ここに来てこんなに綺麗にまとめたのは予想外でした。
夢だった留学
1年の頃に申請していた留学の選抜に通ったれいか。祝福してくれる家族や友達、そして自分の夢があと少しで叶おうとしていたが素直に喜べない。
1年ということはプリキュアになる前なんですよね。ここがかなり重要。
留学すればみんなと離れ、プリキュアも辞めなければならない。悩むれいか、周りの期待に応えるべきなのか。自分の本当の気持ちが分からなくなる。
私だけの道
ジョーカーはれいかの迷いを見抜き、「留学した方が良い」「プリキュアは辞めればいい」とれいかに迫る。
助けに来た仲間を見てれいかは自分の本当の気持ちをさらけだす。みんなと離れたくない、留学したくないと。
いつも周りの事を考え自分の気持ちを後回しにしてきたれいかが、涙を流しながら本音を打ち明けられるとことは正直30歳過ぎてる親の私は泣きましたよ・・・(笑)
れいかは一面氷の世界に変え、剣が折れても折れても新しい剣を氷から錬成する。（これは本当に幼児向けアニメなのか？）
ジョーカーを追い詰め、盾にしている鏡を貫いて仕留める。
自分自身が映るその鏡は、過去の自分と決別し追い求めていた「道」を見つけたという表現なのかもしれない。
第23話ではポップの助けもありなんとかジョーカーに勝利したれいかですが、今回は1人の力で勝利を掴む。成長を感じます。
スマプリに対するもやもやについて
スマイルプリキュアはプリキュアシリーズでも人気のある作品で、私も好きですが巷で（？）言われているこの作品のイマイチな所について自分なりに思った事を書きます。
プリキュア5人中4人の頭が・・・
プリキュア5人のうち、学校の勉強に問題があるメンバーが4人。なんと4/5！これは酷い。
頑張っても出来ない事に対しては私も批判するつもりはないのですが、この4人は宿題をやってこないなど出来ないではなく「そもそも勉強してない」というね。
唯一真面目なれいかに全力で頼る4人の姿は情けない(笑)
子供が観るアニメとしてこれはいかがなものかと言うのは私も同感ですね。メンバーの中で1人、2人なら良いのですが4人となると擁護の使用がありません。
コメディ要素を強くする為なのかどうか不明ですが、補講をプリキュア4人が並んで受ける姿は切なすぎるぞ。
キュアハッピーのアニマル浜口
これは・・・なぜなの？？？
当時ブレイクしていたアニマル浜口さんの「気合だ！気合いだ！」というネタ（？）をハッピーが技の前に言う意味が本当に分かりませんね。
なぜ？
放送当時はウケていたのか分かりませんが、数年経った今見ると駄々すべりしていて辛い。
どこかで観たストーリーと勢いで持って行った感
まず、中盤でデコル集めが終わったと思っていたのに、終わっていなくて後半も同じようにデコル集めになったのは残念。
デコル集め2週目は正直飽きてきた。
でも追加メンバーもいなくてやることそんなになかったよね？仕方ないか・・・とも思いましたが後半はもう一捻りあれば良かったなぁ。
最終回での最終決戦はどこかで観たストーリーと似ていましたね。
スマプリは「誰かの為に戦う」というよりは「自分たちの為に戦う」というのが強く出ていて、でもそれはそれでスマプリらしいと言えばらしい。
子供向けアニメに色々と言うのは酷だと思いますが、勢いでどうにかした感は否めなかったなぁ。
大人の私は色々と思う所もありましたが、それでも全体を通して観ると、明るくて笑える仲良しなプリキュアで私は好きですよ！
スマプリは小さい子供と一緒に観るのにおすすめなプリキュア
スマイルプリキュアは小さいお子さんにおすすすめなプリキュア！
わが子は過去作になるスマプリを親子で観てかなりハマっていました。
- コメディ要素が強い
- 絵が可愛い
- ストーリーが分かりやすい
大人が観るには色々とツッコみたくなる部分もありますが、子供にはとにかく話がかんたんで分かりやすかったのが良かったですね。
暗い話もほぼなく、仲良しな友達同士のスマイルプリキュアは小さいお子さんでも十分楽しめると思います。
スマイルプリキュアを無料で観る方法
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