妊娠中になにか本を読みたいけれど、沢山あってどれがいいのか選ぶのが難しいですよね。


そんなあなたに向けて、二児の母である私が妊婦さんにぜひ読んで欲しい本を厳選してご紹介します。
産後はとにかく時間がないので妊娠中の読書はとてもおすすめですよ!是非、購入前の参考にしてくださいね。
これさえあれば!手元に置いておきたい育児書
はじめての妊娠・出産安心マタニティブック/A.Christine Harris
妊娠が分かったらまず購入したい1冊。
妊娠超初期から出産予定日まで、赤ちゃんの成長や母体の変化などを毎日知る事が出来ます。スマホアプリでもこのようなものはありますが、日記&メモを書き込めるのが特徴。
夫婦で毎日めくるのが楽しくなりますよ。この1冊は家族の宝物になること間違いなし。
後述する「きみは赤ちゃん」の中でも、川上未映子さんがおすすめの虎の巻として紹介されています。
はじめてのパパ&ママの育児
出産前に夫婦で読んでおきたい育児の基本を網羅した本。育児雑誌「Baby-mo」編集部が制作。
この手の育児本は各社出していますが、色々見比べてこちらがフルカラーで一番読みやすいと感じました。Amazonや楽天ブックスでレビューが多いのも頷けます。
小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK/森戸やすみ
「間違った助言や迷信に悩まされないように」という副題通り、育児の様々な不安に医学的根拠をもって書かれています。
ネットの情報は良いものも悪いものも溢れていて取捨選択が大切ですが、わが子の事だと不安のあまり迷信めいたことも信じ込みやすい。予習がてら一読するのがおすすめ。
【泣ける】心があたたまる大人向けの絵本
ちいさなあなたへ/アリスン・マギー
アメリカで大ヒットしたベストセラー。言わずと知れた名著です。
物語は赤ちゃんが生まれるところから始まります。
赤ちゃんと過ごす日々、ふたりで作った大切な思い出、幸せな時間。これから始まる赤ちゃんとの日々を思い浮かべながら読んで下さいね。
日本語訳も素晴らしく、何度読んでも涙が溢れてきます。
ラヴ・ユー・フォーエバー/ロバート マンチ
赤ちゃんに想いを馳せると同時に、「こんなに自分も親に大切にされたのかな」と言う気持ちで胸がいっぱいになる本。
子どもは何歳になっても、30歳でも40歳でも親からしたら大切な子どもなんですね、生きている限り。親に会いたくなるそんな絵本です。
おかあさんはね/エイミー・クラウス・ローゼンタール
全米で大ヒット、その後世界中でも大人気となった絵本です。第9回ようちえん絵本大賞 受賞作
「おかあさんはね」から始まる願い一つ一つがあたたかく、わが子に幸せになってほしいという思いが沢山詰まっています。小さな子の読み聞かせにもぴったりです。
今日
作者が誰なのか分からないニュージーランドの読み人知らずの詩。
赤ちゃんとの暮らしで「今日」私がなにをしたのか。部屋は荒れて掃除も満足に出来ていない毎日、それでも私はとても大切なことをして過ごしたんだと、勇気をもらえる。
産後に余裕のある生活など出来ない。そんな時に本棚に置いておきたい本。
笑えて泣けて共感できる!出産&育児エッセイ
君は赤ちゃん/川上未映子
「乳と卵」で芥川賞を受賞した川上未映子さんの実体験を綴った出産育児エッセイです。
普段本を読まない方でも、堅苦しくないのであっと言う間に読めてしまうと思います。
ところどころ声に出して笑ってしまう程面白い。
つわりで苦しんだ日々や、妊娠中の食欲、帝王切開での出産など妊娠パートでは共感の嵐。
旦那さんや医師とのやりとりや、産まれてからの幸せな日々。仕事と育児の両立の難しさなど共感できること間違いなしの一冊。
私、子ども欲しいかもしれない。/犬山 紙子
子どもがいる人生・いない人生について。出産後の仕事や専業主婦、夫との育児分担、保活、二人目をどうするか。
誰もが一度は考えたことがあるだろう、いや今考えているであろう悩みを色々な人の意見や人生を覗きながら進んでいきます。
多角的な視点から「女性の生き方」「子供を育てること」を今一度考えてみませんか?
ママは悪くない!/ふじいまさこ
NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」をもとに書かれたコミックエッセイ。
産後なぜ夫にイライラしてしまうの?どうして孤独感を感じるの?などを科学的に解明しています。どうしてこうなるのか頭で分かるだけで随分と楽になる。
出産前にぜひ読んでおきたい一冊。
家族ほど笑えるものはない/カフカヤマモト
インスタで人気のカフカヤマモトさんのイラストエッセイ集。
とにかく笑える!最初の出産シーン「肛門を天井にむけるカンジ」からもうお腹がいたい・・・(笑)
にやけてしまうので電車の中で読むのはやめましょう。
漫画で読みたい妊娠・出産・子育て
コウノドリ
ドラマ化もされ一躍有名になった作品。原作はまだ続いています。
産婦人科医の視点からリアルな医療現場、様々な妊婦さんとその家族が描かれている。
「子供が生まれる」というのは当たり前ではなく奇跡の連続なんだと改めて実感させられます。ショッキングな話もあるので心配な方は出産後に読んだ方がいいかもしれません。
ママはテンパリスト/東村アキコ
「東京タラレバ娘」作者の東村アキコさんが自身の体験を書いたコミックです。
東村さんと息子のごっちゃんの毎日が可愛くて面白くて、笑わずには読めません。
「あ~分かる~!」と誰もが共感できる育児あるあるも多くて面白い。
妊娠中から読んでいると、これからの生活が楽しみになりますよ。全4巻と短めなので一気に読めてしまいます。
マンガで読む 妊娠・出産の予習BOOK/フクチ・マミ
タイトル通りマンガで読みやすく妊娠&出産の予習が出来るので、かたくるしいのが苦手な方におすすめ。
お金や書類の事、必要な育児グッズなども載っているのでこれがあれば某あかちゃん雑誌(○まひよなど)は必要ないかも。
育児日記の用意は妊娠中がおすすめ
HAPPY BIRTHDAY BOOK
0歳~20歳までの成長を記録できるメッセージブックです。
育児日記は挫折する人も多いですが1年につき1ページ記録するこれなら大丈夫!最後はわが子にプレゼント出来るようになっています。
HAPPY BIRTHDAY BOOKの詳しいレビューはこちらの記事に書いています。
妊娠中に是非読んで!妊婦さんへのプレゼントにも最適です
どれも私が実際に読んでみて良かった本だけを載せているので、大きくハズレはないと思います。
冒頭でも書きましたが、産後は赤ちゃんのお世話で想像以上に時間に追われます。ゆっくり読書をする余裕はないので今のうちに読みたい本は読んでおくと良いでしょう。
育児本など本棚に置いておくだけでも、いざという時に助かりますよ。
また、妊婦さんへのちょっとしたプレゼントには大人向けの絵本がおすすめです。ぜひ候補に入れてみて下さいね。
KoMaさん
この本、本当に素晴らしい本ですよね。共感してもらえて嬉しいです。わたしも、もの凄く号泣してしまいました。
「ちいさなあなたへ」は読みました。途中からボロボロ泣きました。いい絵本です。