義実家と別居している場合、連休などで帰省をする方も多いと思います。
いつもこの時期になると義実家に帰省するお嫁さんの悲痛な声をよく聞きます。
それを目にするたびに、いつも私が考えてしまうこと・・・
義実家帰省の時の嫁はお客様なのか否か!?
その家族によって違うのは百も承知ですが、嫁のポジションはこんな感じで分かれるのではないでしょうか。
- 義実家の一員としてフルパワーで働く
- 義母にお伺いをたてて、与えられた仕事をする
- 最低限のマナーだけ守り、何もしない
私はというと、結婚してすぐは2だったのですが、最近はもっぱら3です。
嫁が「お客様」だと非難されるのは何故なのか
よくネットで見るのは、姑(小姑)の方からの
「嫁が帰省してきても、いつまでもお客様でいて何もしないのが腹立つ」
というお怒りの言葉です。
まぁ・・・言いたい事は分からなくもない。私たちの母世代はせっせと働いていたし。
でも、実家でもない他人の家(というと問題か?)でせっせと家事するっていうのは何か違うような気がします。
義両親が息子達の家に遊びに来たり泊まることもあると思いますが、その時は「お客様」として来ますよね?
料理したり掃除したり買い物したりするのは、その家主である私たちが当然するものだと思います。
わざわざ来てくれた方に、家事させたりしたくないし、してもらおうとか思いつきもしません。
なのにどうして嫁が帰省した時は「お客様」態度だと非難されるのかよく分かりません。
これ、おかしくないですか?
最低限のことをするのはマナー
とはいえ本当に微動だにせず、私は何もしない訳ではありません。
- 布団の上げ下げ
- 食べた食器を下げる
- 自分たちの洗濯
- 子供の食事の用意(わが家はまだ離乳食)
このあたりは最低限のマナーだと思っているので当然やります。
義家族じゃなくても、友達の家にお邪魔したり泊まらせてもらったりする時もこれは絶対やるので。
お世話になる者として当たり前のことは当たり前にします。
でも、これ以上の家事は正直やりたくない。
手伝わせるなら嫁の前に息子じゃないの?
家によっては、大人数が集まるとかでお義母さんの手だけじゃ回らない時もあるかと思います。
そんな時に手伝って欲しい気持ちも分かりますし、当然手伝いたいと思いますよ?
でも・・・
手伝わせるなら嫁の前に息子じゃないのか?
義実家のことを知り尽くしてるのは当然、その家で育った息子でしょう。
- 勝手の分からない台所での料理
- どの皿がどこにあるか知らない、どれを使うか分からない配膳
- 掃除用具どれ?どこにあるの?
- 買い物での義母のこだわり
嫁はせっせと働くのに、息子である旦那はごろごろ寛いでいるんだろうか・・・。
いやいや、自分の実家なんだからあなたが手伝えばいいじゃん!
旦那は嫁実家では「お客様」
私のまわりの話になってしまうのですが
嫁実家でせっせと家事手伝っている旦那さんを見たこと(聞いたこと)があまりないです。
リビングのテレビの前にいるか、自分たちの部屋で寛いでいませんか?
でも別にそれに対して怒る人も呆れる人もいなくて、何の違和感も持たれずに寛いでいるような気がします。
私はその家の主がもてなすものだと思うので、これは別にいいのですが。
何故同じことを嫁が旦那の実家ですると非難されるのか分からない。
お手伝いを申し出ても断られる
私「お義母さん、お皿洗い手伝いますよ」
義母「いいわよ、リビングで座って休んでて~」
私「いやいや・・・、お義母さん一人だと大変だし手伝います」
義母「本当に大丈夫だから!すぐ終わるから、テレビでも見てて」
2~3回の押し問答の末、私はお手伝いから撤退していきます。
この後かなり押すと義母も「じゃあ・・・」と簡単な食器拭き等の仕事を割り与えてくれます。
家事を義母からもぎ取っている状態。
正直、お互いの為にこのやり取りいるか?と思ってしまいます。
台所に入られるのが嫌な方、家の中を勝手にいじられるのが嫌な方も多くいますからね。
うちの義母もそうなのかな?と思い最近はあまりしつこくしないようにしています。
「義実家行きたくない」の原因これじゃないか説
お盆や年末になるとネットでよく見るこの言葉。
「義実家に帰省したくない」
旦那側の声より圧倒的に嫁発信が目立ちます。
私は今のところそんなことはなく、娘を見せられるし観光出来たりもするので嫌ではありません。
うちの義母は私に手伝いを強要することなく、「いいよいいよ」と言ってくれるので義実家で家事をすることはほとんどありません。
多少のお手伝いはしますが正直ありがたいです。
他人の家での家事ってものすごく疲れるしストレスなので・・・。
でももし、嫁が義実家で掃除や料理をすることが当たり前の家だったら行くのが憂鬱になっていたかも・・・と思います。
だって何時間もかけて行って休めもせずに働くって!そんなのやりたくない。
そりゃあ、他人の家で家事させられるんなら自分の家の家事してたほうが何倍もマシだし、行きたくなくなるよなぁと思います。
「お客様」で何か問題ある?お客様じゃん
私は、
自分の家に来た人=お客様
という認識でいるので嫁も旦那が嫁実家でするのと同じようにお客様で問題ないと思うんです。
義実家でまず働くのは嫁ではなく旦那だと思います。当たり前じゃないですか?
たしかに家族だけど、その家で育った訳でもないし勝手も分からない嫁がそんなに手伝うことって必要ですかね?
大人数になると準備する方は大変だと思うので、その時は旦那ともども嫁も手伝うというのではダメなのでしょうか。
そういう時は喜んで手伝いますよ。
男たちが飲み食べ、女がおさんどんと言う昭和スタイルは終わりにしたほうが仲良くやれる気がします。
女だけが料理掃除する時代はもう終わったんだよ。
一言一言に、そのとおり!と叫びたくなりました。ありがとうございます。
まさに小姑の立場で検索してこの記事にたどり着きました。
配膳はおろか食べ終わった食器を下げず、人一倍お酒を飲んで時々子供と話す。団らん中に会話にも入ってこない。
自分自身は義理実家に行った時には声をかけて姑と雑談しながら家事してたので、こんな人いるんだとドン引きだったのですが、まぁそうですねお客さんですものね。時代が違うのかな。
あかぎさん
コメントありがとうございます。
えっと、私は食器を下げたり最低限のことはしているので全て共感できる訳ではありませんが・・・。
正直、義実家で家事はしたくないですね。もちろん自分たちの洗濯や片付けなどはしますが。
色んな考えの家族がいるので合わないと辛いですね。
人手が足りないなら勝手を知っている旦那様がまずやるべきだと思います。
もちろん私も実家ではやります。あかぎさんのお家のお嫁さんもご実家ではやられているのでは?
私も筆者さんと同じ感じで10年くらいうまく過ごしていましたが、実は姑は内心不満爆発でした。
私にしてみればいつもやりますやります言ってたのにって感じですが。
同じように最低限のことなどはやっていましたし。
姑はやりますとか言わず黙ってやって欲しかったみたいです。
あと、嫁が座る時間があるのをよく思ってなかったとのこと。
うるさくいいたくないから我慢していたとか。
ところが今になって姑と小姑から空気が読めない嫁として総攻撃。
最悪なお正月を過ごしています笑
筆者さんも油断しない方がいいかもしれません。
すごく共感しました。ほんとそうですよ!
私の義母も「せっかく来たんだからのんびりしててちょうだい」とお客様扱いしてくれる方で、いつもありがたいなぁと感じています。しかし、私自身が、昭和スタイル定着のド田舎出身の父宅で母が忙しく働きづめだったのを見ていましたので、私はこれでいいのかと落ち着かないことがままあります(^-^;
そういう女性たちを縛る呪いみたいなものがあって、そこから逃れられないお姑さんもいて、そういうお姑さんも含めて女性は損してるんだろうなぁと思います。
からさん
コメントありがとうございます。
私は田舎で母が、せかせか動き回っているのに何もしない男性陣に違和感がずっとありました。
昭和スタイルってまだまだ残っているようですが、もう平成になって29年だと言うのに変ですよね(笑)
女性も多くが働くようになったのだから、からさんのおっしゃる呪いみたいなものから早く解放して欲しい。
でも、最近の男性は家事も育児もするし、明らかに父世代とは違うので今後は変わるかもしれないですね。
奈落の落伍者さん
確かに、人それぞれですね。
人間関係って親族とはいえど難しいので、その時その時で空気を読んでいくしかなさそうです。
お姑さんと如何に上手く関係がいっているか、というのがひとつのバロメーターじゃないですか?
親戚各々で手打ちすれば良いと思う。
人それぞれさ。