ママレード・ボーイ実写映画を原作ファンの私が観た感想【辛口】

ずっと気になっていた実写映画「ママレード・ボーイ」を観ました。

原作の漫画が大好きでテレビアニメも全て観ています。

事前にネットで口コミを見ていたので覚悟はしていたのですが、実際に観てみると原作ファンとしては色々とショックな内容でした。

この映画だけをみて「ママレード・ボーイ面白くないね。なんかよく分らないね。」と言われるとすごく悲しいので原作ファンが観た感想を書きます。

ネタバレしています。ご注意ください。

光希、お願いだからもっと笑ってよ

まず、光希。

光希と言えば明るくて天真爛漫なキャラクター。

いつもニコニコしていてその明るさに数々の男を魅了していくママレの主人公・・・のはずなのですが

映画ではとにかく暗い。そしてずっと不機嫌顔。

初対面の食事会で遊の両親に向かって「(遊って)チャラそうな名前ですね」って言ったの性格悪すぎてびっくりした。

桜井日奈子ちゃん、笑ったらすごく可愛いのになんてもったいないんだ。

光希の表情がとにかく暗いし、喋り方も前半はずっとキツい感じで観ていてしんどかった。

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茗子となっちゃんのエピソード

光希の親友、茗子と教師で恋人の名村先生(なっちゃん)のエピソードはこの作品で人気の高いものの一つだと思う。

それなのに二人のエピソードはかなり省かれていて全く感情移入出来なかったのが残念。

なっちゃんなんてセリフ3つか4つ位しか無かった。信じられない。

原作ではとても美しい図書館のシーンもほとんど再現されておらず、普通にキスしただけ。

茗子のお嬢様設定も無いどころか、「ウェ~イ!」とか言い出したのにはイスから転げ落ちそうになった。

小説のことも全く出てこない。

二人のエピソードはほとんどないのに、原作通りなっちゃんは田舎に帰り茗子は追いかけて広島へ行く。

原作を知らない人はなんて薄っぺらいエピソードだと思ったことだろう。

8巻ある原作を2時間の映画の中におさめるには、どうしても省かなければいけないのは分かる。

でもこんなに大事なシーンを省いてしまうくらいなら最初からない方がいい。

それか、茗子となっちゃんのエピソードはスピンオフドラマにしてネット配信して欲しかった。

ぞんざいに扱われるキャラクター達

ポッと出てサッと消える亜梨実

亜梨実は3カットくらいしか出てこない。

いきなり遊の元カノとして登場し、光希と茗子がお茶しているカフェに突然現れ宣戦布告(これは怖い)

最後は原作通りハグしてお別れ。

光希と遊の仲になんの影響も及ぼしていないし、銀太との絡みも皆無なのでなんで出てきた?とかなり疑問。

そしてド派手な茶髪でヤンキー感が凄い。

銀太の告白シーンこれでいいの?

原作では放課後の教室で光希に告白するシーン、何故かテニスの試合中に大勢の人の前で行われる。

告白の後は公衆の面前で光希にハグ。銀太ってそんな大胆な奴だったっけ?

これには見ているこっちが恥ずかしくなる(汗)

この作品は20年以上前のものだけど、原作より古臭い展開ってどういうこと?

その後は光希にフラれてほとんど出番がない。

三輪さんが怪しすぎる

遊が異母兄弟ではないかと疑っていた三輪さん。

原作では桐稜の生徒会長で茗子が好きだったり、遊とのBL疑惑など何かと出番があったのに映画では高校生ですらない。

三輪さんが大人でビジュアルも怪しくて本当にびっくりしたわ。

もう話の流れを作る為だけに配置された存在。悲しすぎる。

吉沢亮がちゃんと遊だった

吉沢亮君は遊のイメージにすごく合っていたと思う。

何と言っても顔が整っていてカッコいいので何をしても絵になる。

この映画は彼のビジュアルでもっていたと言っても過言ではない。

遊の金髪も最初は少し気になっていたが、見ている内に慣れたし「遊っぽさ」を出す為にこうしたんだなと思っていたのですが・・・

なぜ大学編で髪の色を暗めの茶色に染めた!?

時の流れを表現する為に髪色を変えたんだろうか。うーん。

光希と遊が惹かれあう描写がもっと観たかった

有名な保健室のキスシーンやクローゼットのキスシーンはありました。

それから「ママレードボーイ」「マスタードガール」も(笑)

とにかくこのシーンは入れないと!と言う製作者側の強い気持ちは感じましたが、なんとかねじ込んだという印象。

肝心の光希と遊が惹かれあう描写はほぼなく、いきなり告白シーンでくっつきました。

原作ファンでも戸惑ったので知らない人は本当に訳が分からないと思う。

でも一通りのキャラクターを出して物語を進行しなければならず、最後の家族のシーンまで2時間でもっていくのはかなり苦しかったでしょうね。

原作は光希と遊が惹かれあう様子、茗子となっちゃんの恋の切なさ、銀太と亜梨実の恋愛など丁寧に描かれています。

原作が8巻まであるので2時間の映画よりもドラマの方が作るの楽だったんじゃ・・・。

大人の事情もあるのでしょうがドラマでじっくり観たかったなぁ。

この映画では流れませんが、テレビアニメの主題歌「笑顔に会いたい」はもちろん、挿入歌の「MOMENT」は本当に名曲なので是非聞いてみて欲しい。

 

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