妊娠悪阻体験記を週数ごとに詳しく書いています。
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初めてつわりを自覚した妊娠6週目。
つわりの知識が全く無かった私は「寝て起きれば治る」「気持ちが悪いのは一時的なもの」だと思っていたので、何も深刻に考えていませんでした。
朝、仕事に行く為にいつも通りの時間に起きたその時からすでに体がおかしいことに気が付く。
なんなんだ・・・このもやっとした感じは・・・
昨日初めてつわりを認識したというのに、明らかに昨日よりも調子が悪い。
体が重い。自分のまわりの空気がよどんでいる気がした。
それでもパンを少し食べて支度をして仕事に向かいました。このくらいの体調不良ならなんとか働ける、そう思っていたのです。
妊娠7週目。つわりで働けなくなる日は突然訪れる
「つわりで気持ち悪いのは一時的なもの」
愚かにもこう思っていた私は自分の考えが間違いだったことに気付く。だって昨日からずっとこの調子で気持ち悪いもの。
良くなるどころかどんどん酷くなっている。
それでも仕事をする。このくらいで休むなんてことは出来ない(と思っていた)
もやもやもやもや・・・ずっと気持ち悪い
でも基本デスクワークなので平気だと自分を励ましながら仕事をしていましたが・・・

こう思った時すでにこみあげて来ていて、冷や汗をかきながら必死にこらえようとしました。
飲み込む。
飲み込む。
けれども次から次へ吐き気の波がきて制御できない。え?こらえる事ってもしかして無理?
聞いていた話と違うじゃないか!
つわりの吐き気はコントロールが出来ない
今動くとこの場で吐くかもしれないと思い、座ったまま抑え込もうと必死になりましたがすぐに無理だと悟りました。
動いたら吐くかもしれないけれど、耐えているのも時間の問題だ。遅かれ早かれこれは吐くだろう。
勢いよく立ち上がり部屋を出てトイレに駆け込む。

走る、走る、走る!(全速力)
この廊下で嘔吐する訳にはいかない。
トイレに駆け込んで「やっとこれで大丈夫・・・吐ける」と思ったが、不思議と気持ち悪いだけで吐けない。
体が重くて頭も痛い、そして吐き気がとにかくすごい(でも吐けない)
どうしてなの?吐けばこの気持ち悪さが治るなら今すぐ吐きたいのに!
思いもよらぬ体調不良にイライラする私。
(勘違いも甚だしい。つわりの恐ろしさは吐いても気持ち悪さが治らないということなのに。)
自分のデスク周りで嘔吐するリスクを冒しながら仕事は出来ないと思い、この日は早退しました。
今思えば妊娠7週目からずっとピークだったな【ここから寝たきり】
電車に乗って駅から歩いて帰るまで、ずっとフラフラしていた。
今着ている服が気持ち悪い。締め付けが無理だ。
そう思って帰宅するとすぐにパジャマに着替えて横になります。
ベッドで休んでも、水を飲んでも、何をしても気持ちが悪い。
目を閉じていても、何だったら息をしても気持ち悪い。もうこれは生きているだけで気持ちが悪いのではないか?
何だか想像していたのよりだいぶ辛いな・・・。
私、明日は仕事に行けるのかな?いろんな不安が頭を駆け巡ります。
ご飯は少しは食べれるし大丈夫だと自分に言い聞かせる。
今思うとこの妊娠7週目から数ヵ月ピークの状態が続きました。当時の私は信じられないでしょうが、この時がまだ軽い状態でここからずっと寝たきりです(絶望)
「つわり体験記」はこちらに続きます
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