つわりが怖くて2人目を躊躇。でもその気持ちって当たり前じゃない?って話

私は第一子の時の妊娠で、妊娠悪阻になり入院。
その後も数カ月つわりで苦しみ、おそらく吐いた回数は100回200回では収まらないはず。胃液も吐いたし、喉が切れて血も吐いた。
「地獄」以外のなにものでもなかった。

長女を出産前には夫に「もうこれが最初で最後だから」と何度も念押しし、やっとの思いで産みました。
産んでからもずっと消えない悪阻の記憶。悪阻がピークだった秋頃は季節ごと嫌いになった。

でも、その数年後私はまた出産したんですよ。
自分の中でめちゃくちゃ葛藤があったので、同じように悩んでいる方に向けて色々考えたことを書いておきます。

つわりが怖くて2人目を躊躇。だって苦しみたくないから

経験したことが無い人にはこの気持ちは分からない。
酷いつわりがどんなに辛くて苦しくて、目の前が真っ暗闇になるような絶望感か。

吐いて吐いて吐いて・・・。胃がギューギュー締め付けられるようなあの感覚、ずっと止まらない頭痛、唾液の暴走、そしてすべてが臭い。
生活の全てが破壊され、仕事も家事も娯楽も全部出来なくなる。楽しいことが本気で1個もない。

さらに2人目以降となると、上の子どもがいる訳で、自分のことだけ考える訳にはいかない。
子どもの年齢にもよるけれど、おむつ交換やお風呂入れなどのお世話は欠かせないし、食事だって作らなければ。
もしまた悪阻が酷かったらこれ出来るのか?

何度も自分の頭の中でシュミレーションを繰り返して、「あ、無理だ」とか「いやいや・・・何とか」とか考えるんですよね。

漠然と二人以上産むと思っていた

だって知らなかったから。
妊娠悪阻がこんなに地獄みたいだって。
無知で恥ずかしいのですが 産むときだけ頑張ればいいと思っていたんですよ。

だって周りには誰も悪阻で苦しんでいる人がいなかったから。私が知らなかっただけなんだと思うけど。
産む前からこんなに頑張らないといけないんだって、何カ月も苦しみ続けないといけないって知ってしまったら躊躇するよね。

でも、私は3姉妹で育ってきょうだいの良さを知っているし二人以上は欲しいと漠然と思っていたんですよ。
もちろんひとりっ子にも良さがある。
だけど昔からなんとなく思っていた私の未来像みたいなのを諦めていいのかな?と考えていました。
夫には「もう絶対産まない」と言っていたのに、時間が経つと決めきれない状態になっていた。

周りは何とでも言う

2人目はつわりが軽かったり、無かったりするかもしれないよ
上の子のお世話があるから、気が紛れて1人目より楽よ

周りの方からこんな風に言われたことありませんか?
周りはね・・・本当に何とでも言うんですよ。

だって自分が辛い訳じゃないですからね。悪阻で苦しむのは妊婦本人。
2人目の方が悪阻が軽かったり、無かったりする人もいますが逆のパターンもある。もっと酷かったり、長引いたりする人もいるので

めちゃくちゃな賭けだな!と思ってました。

下手したら妊娠から出産まで約9ヵ月近くの自分の体調を賭けた大博打。
もしかして悪阻がなかったら~で妊娠するのは私は怖すぎる。
また妊娠悪阻になってもなんとか生活出来る確信がもてないと無理だなと思っていました。

悪阻が理由で躊躇するのは全然おかしくない

「弟妹がいた方がいいのかな・・・?でも、つわりが怖いし上の子を見ながら耐えられそうにない」
そう思う自分が、情けないとか弱いんだとか思ってしまっていませんか?

妊娠悪阻を1度経験しただけの私が言うのもおこがましいですが、全然そんなことありませんよ。つわりが怖い・つわりが嫌で妊娠を躊躇するのは普通です。
この気持ちが分からない人は、つわりのことを全く理解出来ていないと思います。

つわりの苦しみは時間が経っても忘れないし、辛いつわりの苦しみは言葉で表せないほど。
私の祖母も妊娠悪阻経験者なんですが、人生で一番辛かったそうです。
子供の頃に戦争を経験して、病気で何度も手術もしたけれど90年近い人生で一番辛いのが妊娠悪阻なんですよ?
妊娠悪阻、ヤバすぎませんか?

だから悪阻が理由で妊娠を躊躇するのって普通だと私は思っています。

上の子のお世話とサポート環境

「前回のつわりより辛かったらどうしよう・・・」
「上の子のお世話出来るかな?寂しい思いをさせるんじゃ・・・」

考えれば考えるほど不安は募りますよね。もし、入院なんてことになったら子どもはどうなってしまうのだろう?
私もすごく考えました。
わが家の場合は、もしもの時に両実家がサポートすると言ってくれて、入院した時には娘をお願いする目途が立っていましたがそれでも心配は消えません。

つわりが苦しい中、子連れでの通院は至難の業だし毎日のお世話も大変。
妊娠悪阻になったらと思うと、怖くて躊躇するのは当たり前です。むしろ、楽観視しすぎて何も考えずに妊娠する方が私は怖いです。

私は次の妊娠も妊娠悪阻になることを想定していました。
実際は第二子の時は妊娠悪阻にならなかったのですが、なったとしても耐える覚悟と家族のサポートが得られる事になっていたので踏み切れたんです。

人の気持ちは変わることもある

私は娘が1歳の時までは「絶対にもう産まない。」と決めていたのですが、その後に色々考えて心変わりをしました。
3年、5年経って「産まない」から「産みたい」に変わる人もいますし、ずっと気持ちが変わらない人もいますよね。
私も上の子を妊娠中にこの子一人にするのか、第二子を産めるのか、色々考えて落ち込んだりしたけれどそれは妊娠中には考えなくてよかったな。

人の気持ちは、環境は、変わる。でも、変わらないかもしれない。
いつまでも産めるわけではないから、どこかでリミットはある。難しい選択をしなければならない時が来るかもしれない。

私は悩んで結局第二子を産んだんだけれど、家族のサポートが無ければ無理だった。
妊娠悪阻を経験すると躊躇するのは何もおかしいと思わない、むしろ普通じゃないかな?と伝えたかった。

2件のコメント

昨年出産し、現在4ヶ月の子がいるものです。妊娠悪阻で入院し、退院しても出産着前までむかむかとの戦いと、思うように体やホルモンのバランスがいかないことへの悩みなどでもう妊娠はしたくない!1人だけ!と散々周りにもいいましたが、すでにこの子に兄弟を作ってあげたいと思い、2人目を検討しています。でもやっぱりあのつわりが辛すぎて、ツワリという言葉を見るだけでムカムカします…笑

でも、90年生きたお婆さまでさえ、1番辛かった事なら、その覚悟で一年耐えるしかないなとおもいました。笑  2人目ツワリがないことを願って、前向きに頑張りたいと思います。

コメントありがとうございます。
分かります。悪阻はトラウマになりますよね。私も悪阻が酷かった季節になると毎年思いだして憂鬱です。
季節ごと嫌いになるなんて妊娠前は思ってもいませんでした・・・。
私も散々悩んで第二子を妊娠した時は覚悟を決めましたが、前回ほど酷くなく驚きました。なぜ同じ人間が妊娠してこうも違うのか不思議でなりません。
次に妊娠された時は悪阻が軽い(いや、むしろ無いと)いいですね。

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