つわりに点滴は効果があるの?吐き気止めは効く?実際にやってみた私の感想

つわりが酷いと本当に辛いですよね、私も経験者なので気持ちはよく分ります。

特に吐きつわりだと、気持ちが悪くて食事をするのが辛く、食べ物を見るだけで吐き気が込み上げてくる場合もあります。

私は、ダイエットしようとしてもなかなか減らなかった体重が、つわりになって数週間で一気に3キロ痩せ、ピーク時には7キロ痩せてしまいました(汗)

今回は食事が辛い・水分がとれないといった妊婦さんに向けて、私が実際に点滴治療をした経験をふまえながら点滴の効果について考えたいと思います。

つわりで点滴治療をする目安

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つわりで点滴治療をする場合の目安はあるのでしょうか?

私が主治医に気を付けるように言われたのは以下の4つです。

  1. 食事や水分をとるのが困難
  2. トイレに行く回数や尿の量が減った
  3. 妊娠前より3kg以上の体重減少がある
  4. 一日に何度も吐いてしまう

これらの症状が出る場合は、我慢せずに病院に行き点滴治療の相談をしましょう。

特に水が飲めない場合、飲んでも吐いてしまう場合は脱水症状になる可能性もあるので注意が必要です。

私は食事や水分がほぼとれない状態になり、脱水症状になりました。さらにケトン体が検出されたため重症妊娠悪阻で入院しています。

このような事態にならない為にも、早めの治療が必要です。

つわりで打つ点滴には、どのような成分が入っているの?

つわりで打つ点滴には、どのような成分が入っているのでしょうか?

「お腹に赤ちゃんがいるのに点滴をしても大丈夫なの?」と心配になりますよね。私も気になって主治医の先生に聞いてみました。

結論から言うと、赤ちゃんに害のあるものは入っていない為心配する必要はないそうです。

つわりで打つ点滴の成分の多くは、栄養補給や脱水症状を防ぐ為のもので以下の通り。

  • ビタミン
  • ミネラル
  • 電解質
  • ブドウ糖
  • 水分

聞き覚えがないかもしれませんが、電解質はポカリなどのイオン飲料に入っているものですね。

私の診療明細書を見ると、点滴の薬の名前は「ソリターT3号G輸液」「ビタメジン静注用」などと記載があります。

これに加え、私が打った点滴には「プリンペラン」という吐き気止めが入っていました。

つわりに点滴は効果がある?吐き気止めは効くの?

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そして一番気になるのが、「つわりに点滴は効果があるの?」ということだと思います。

私の場合は脱水症状に加えケトン体が検出されたので、入院し絶食治療、数日間24時間(一日4~5本)の点滴を行いました。

  • 脱水症状の改善
  • ケトン体+3が消える
  • 体が楽になる
  • めまいがしなくなる
  • トイレの回数や尿の量が増える

絶食で点滴治療しかしていないので、これは明らかに点滴の効果だと思います。

このように効果は確かにありました。

ケトン体は2~3日程の点滴治療で消え、体が楽になり酷かっためまいがしなくなりました。

私の場合は重症妊娠悪阻だったので、これだけの効果がありましたが、効果にはもちろん個人差があると思います。

吐き気止め「プリンペラン」は効くの?

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私の点滴には「プリンペラン」という吐き気止めの作用がある薬が入っていました。

つわりが酷く一日に何度も吐いていたので、これが効けばかなり楽になるだろうと思って期待していたのですが・・・。

正直、効いてるのか実感があるほどの効き目は私にはありませんでした。錠剤の方も処方されて服用しましたが、こっちも特に効果は感じられず(涙)

ただ、口コミなどを見るとプリンペランが効いたという妊婦さんもいるようなので、やはり個人差がありそうです。

病院によっては処方しない方針のところもあるようなので、先生に聞いてみるのがいいと思います。

点滴治療をしてもつわりが治るわけではない

「つわりの点滴治療での目的は、脱水症状の改善や電解質・糖分等を補い母体と胎児を守ること」

これは私が入院中に担当看護師に説明されたことです。

点滴治療をすればつわりが完治する訳ではないのです。

脱水症状が改善されれば、私のように体が少し楽になることはありますが、つわりが終わる訳ではありません。

つわりで点滴治療をした私の感想

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入院して24時間の点滴治療を1週間行い、私の体は明らかに入院する前よりも楽になりました。

点滴のおかげでトイレにも頻繁に行けるようになり、ケトン体も消えました。

始めて腕に針を刺して点滴を始めた時に、腕が冷たくなって水分が入っていくのを感じました。

朦朧としていた頭はすっきりとして、体を起こせるようになったのが嬉しかったです。

しかし吐き気は治まることはなく、入院中もかなりの頻度で吐いてしまっていて、この吐き気とは退院後も戦うことになります。

1人で我慢せず、辛くなったらまずは病院に相談を

もし点滴のあるこの時代に産まれなかったら、私は一体どうなってしまっていたんだろう?

そう思うと怖くなる位、私は一切の食事や水分をとれなくなっていました。

飲食が出来ないと、こんなにも体は力を失って体重もどんどん減少していくものかと身をもって知ることになった数か月間でした。

つわりで一番怖いのは脱水症状になることです。

ママとお腹の赤ちゃんを守る為にも、頑張って水分補給をしましょう。どうしても辛くて出来ない場合は必ず病院に相談を。

1人で我慢せずに医師に相談してみることが何よりも大切だと思います。

参考図書

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