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ちびドラマーチ

神奈川在住の1児の母です。妊娠期間の半分以上、本気で苦しんだつわりのこと。子育てのこと。大好きなドラマのレビュー書いています。

『つわり体験記』妊娠8週目地獄の入院生活をおくる

つわり体験記 つわり体験記-妊娠初期

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妊娠8週 重症妊娠悪阻と診断後の入院生活、これが地獄だった

私は妊娠8週の妊婦健診後、そのまま入院することになりました。
診断名は「重症妊娠悪阻」です。
重症妊娠悪阻とは、全妊婦の0.1~1%(5%という説もある)におこるといわれ、つわりが酷く治療が必要だと診断されると重症妊娠悪阻という病気だと診断されます。
症状は、主に吐き気、嘔吐、悪心、頭痛、食欲不振、においや味に敏感になる、よだれが出るなど個人差があります。
診断の判断材料になるのが、体重の減少や尿検査でのケトン体の検出です。
私の場合はケトン体+3が出たこと、ほとんど何も口に出来ないこと、一日何回も吐いてしまうことから診断されたのだと思います。

しかし入院して思ったのは、入院すれば悪阻が良くなるというのは思い違いだったということです。
私は絶食の為、1日の点滴は5本です。そして点滴は一度も外すことなく24時間です。点滴の針を刺しっぱなしというのは思いのほか辛い。
絶食だが飲み物は飲めれば飲んで下さいと言われました。しかし、気持ち悪くて吐き気が凄いので飲むことが出来ません。

確かに脱水状態は改善されました。それは点滴のおかげで間違いありません。
水分が取れなくて意識が朦朧としていたのですが、改善されたおかげですっきりとした感じがしました。

しかし、辛い事も多かったのです。

病院が臭い

まず私が駄目だったのが病棟の臭い。

臭い!

とにかく臭い!

つわりでなければ何てことのない消毒や薬の病院独特の臭いが地獄のようでした。
私は個室でしたが、トイレはついていない部屋のため廊下にあるトイレを使用しなければなりませんでした。

点滴をガラガラ引きながら歩くのもストレスでしたが、トイレの臭いがまた臭くて…。

行く度に吐き気を催します。というか100%吐きます。

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トイレでは息を止めて何とか我慢しますが、個室に戻った途端吐いていました。
そのあとはトイレに行くときは必ずマスクを付けていました。でも今度はマスクの臭いが気持ち悪くて吐くという…。

あまりにも臭くて、つわりってすげーなって思ってたわけですがふとお見舞いに来ていた自分の母に愚痴を言ってみたんです。

「私、つわりのせいで嗅覚が敏感になってあのトイレさ、臭いんだけど。トイレ行くのにマスクしてるんだよ?」

そしたら、まさかの回答。しかも食い気味で、


「やっぱり?お母さんもすごい臭いと思ってたわ!」


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まさかのつわり関係なしに臭い病院のトイレ。

いや、つわりで入院してる人もいるんだからどうにかしようよ。
そして母、思ってたなら早く言ってくれ。

これぞ生き地獄

脱水状態は良くなっているのに、気持ち悪さは日に日に増していきます。

家なら自分の好きに出来ていたことが(と言っても寝たきりでしたが)出来ない。
起床の時間(6時過ぎに起こされます)、検温、検尿、点滴の差し替えなどすべての事が辛く私を追い詰めました。

寝ている時間が唯一、つわりから解放されるのですが熟睡していても朝6時に起こされるんです。
あー、睡眠で時間かせぎたいのに。寝ていられる時間が唯一のつわりからの解放なのに。

母は毎日朝からお見舞いに来てくれ、それだけが心の支えでした。
母が帰ってから朝までの一人の時間が辛くてこんなに母を頼ったのは小さかった頃以来です…。

入院して、ますます体の自由がきかなくなった気がしていました。
固いベッドから体を起こすのさえ、母に手伝ってもらいました。

私はいったい何の為に生きているのだろう…

もう、このまま消えてしまいたい

健康というのがとても幸せなことだと知った

1日がこんなに長いとは始めて知りました。
今まで大きな病気ひとつしてこなかったので元気に過ごせていたことが当たり前に思っていましたが違いました。
テレビも見れず、本も読めず、楽しく会話も出来ない。
ただ横になって、つわりの吐き気に耐えひたすら時間が過ぎるのを待っているだけ。

診察で赤ちゃんのエコーを見せてもらってもあまり喜びを感じられず、ただただこの苦しみから解放してほしい思いでいっぱいでした。
妊娠出来て幸せなはずなのに、赤ちゃんのことはほとんど考えてない。
苦しくてお腹の中に赤ちゃんがいることすら忘れそうになる。

みんな妊婦さんは楽しくて幸せな時間を過ごしているのにどうして私だけこんなに悲しい思いをしなければならないのだろう?

私だって幸せな気持ちで過ごしたかった。


毎日毎日泣きました。
つわりが酷くて入院してしまった自分が悲しくて、単身赴任中の旦那と会えないのが寂しくて、赤ちゃんを可愛いと思えないことが情けなくて。

そんな時はいつも母が手を握ってくれました。
大丈夫だよ、お母さんが付いているからと慰めてくれます。

これが一番心強かった。

本当は赤ちゃんのことをたくさん考えていたい。マタニティ雑誌も読みたいし、名前も考えたい。
おしゃれなマタニティー服とか、ちょっと気が早いマザーズバッグ選びとか私にもやらせてよ。

でも出来ない。
1日を生きるのに必死で何も考えられない。

他の赤ちゃんはお腹をたくさん撫でてもらって話しかけてもらって愛情をたくさんそそがれてるのに、私はこの子に出来てない。

このジレンマがさらにストレスになっていたかもしれません。



続きはこちらです
ppp2500.hatenablog.com
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妊娠中の旦那について
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