しまじろう30周年記念作品である、劇場版しまじろう「まほうのしまのだいぼうけん」を見てきました。
今作は初の全編アニメ映画です!
今までのしまじろう映画では、アニメの間に実写パートがあったのですが、これが無くなりました。
ちなみにわが家は親子ともしまじろうファンで、アニメも映画もかなり見ています。
映画の感想をネタバレありで書いていますので、ネタバレを見たくない方は感想部分はご注意お願いします。
映画のあらすじ。子どもも大好きな魔法のお話

今回の映画は魔法の世界が舞台です。
まほうのしまからやってきて迷子になっていたポカポムをかえすため、ガオガオさんの作った発明品に乗りまほうのしまへ冒険に出かけるしまじろう達。
まほうのしまは、魔法使いのベルナが毎年春を呼んでいましたが、ベルナの体調が優れずいまだ春を呼べないでいました。
ベルナと暮らすアウラも魔法を練習しますが、春を呼ぶ魔法は強力でうまく出来ません。
春が訪れず村人たちが困っていることを知り、しまじろうは何とか出来ないか悩みます。
今作も親世代にはお馴染みの「猫の三兄弟」によく似たいたずら三兄弟が登場。
三兄弟はベルナの魔法のステッキを狙って・・・!?
これがもらえる!来場者プレゼント

お子様には映画館への来場者プレゼントがあります。
しまじろうの可愛い袋に入っているのをもらいました!

こちらがプレゼントの中身です。
- まほうのステッキ
- しまじろうサンバイザー
- オリジナルキャラクターシール

まほうのステッキは劇中で使用します。
しまじろうの映画では毎回恒例ですが、これは子どもが凄く喜ぶんですよね。

しまじろうサンバイザーは頭の大きさに合わせて調整出来るようになっています。
映画館ではかぶって見ている子もいましたが、わが家はお家に帰ってからにしました。
2歳の娘は気に入ってボロボロになるまでかぶって遊んでた(笑)
小さい子どもも大丈夫
泣いたり声を出しても大丈夫
映画が始まる前に、しまじろう達がしてくれる説明がすごく良い。
- 声を出しても大丈夫
- 泣いているお友達がいても、気にしないで見守ろう
といったような内容です。
これ、すごく助かりますよね~!だから泣いても声を出しても平気ですよ。
休憩あり
上映時間は60分。
前半27分→休憩6分→後半27分
という構成なので、休憩時間にトイレに行ったりすることも出来ます。
休憩時間も映像はあって、その場で待っていても楽しい仕組みになっていました(最後はちょっとサプライズが)
歌って踊れる
まほうのステッキを使ってしまじろう達を応援したり、皆で歌うシーンもあります。
娘はこの曲が大好きで完コピしているので、すごく楽しそうでした!
親目線のネタバレ感想
今回の映画は子どもが大好きな魔法のお話。
30周年記念作品だけあって、いつもの映画とは一味違った内容でした!
え!?お母さん一緒に来ちゃうの?
今まではしまじろう達とガオガオさんで冒険に行くことが多かったですが、今作はお母さんも一緒についてきちゃいます。
いつもはしまじろうの帰りを心配しているだけのお母さん。
冒険に一緒に行くはめになり、心配するあまり「だめ!」「危ないから・・・」と言ったり、ガオガオさんに厳しく(?)言う場面なんかもあります。
しまじろう(わが子)の成長を目の当たりにし、心配して止めさせるばかりではいけないと言うことに気付きます。
まさに、「可愛い子には旅をさせよ」というのがこの映画の親へのメッセージだと思いました。
でも次回からは子どもたちだけの冒険が見たいかなー(笑)
魔法の使えないしまじろう
まほうの国では、まほうのステッキを使えば誰でも魔法が使えます。
みみりん達も魔法を使って楽しそうにしているのですが、何故かしまじろうだけ使えません。
まさかの主人公が使えないっている珍しいパターン。
三兄弟がベルナのステッキを奪っていたずらをしようとしますが、この三兄弟もまほうのしまの住人なのに魔法が使えないんですよね。
「出来ない人の気持ちを理解する」
なかなか子どもには難しいメッセージだなぁ・・・と思って見てました。
一歩間違ったら命が無い!
今回、しまじろう達はかな~り危険な目に合います。
と言うか、一歩間違ったら命が無いです。
だって溶岩の中に落ちそうになっていたんだから(汗)
ベルナが子どもたちを喜ばせようと、魔法の絨毯に乗せて出かけさせたのですが、ベルナの体調が悪く飛んでいる途中で魔法の効果が切れます。
しかも、切れたのが溶岩の上!!!
もう溶岩まで数十センチの距離まで迫っていて・・・絶体絶命の目に合います。
しかもベルナ婆さんは魔法が切れたことに気付いておらず、呑気に「どうだったかい?」なんて聞いてきます。
・・・いや、死にかけたよ?(汗)
という大人の私のツッコミとは違い、子ども達は危ない目にあったことを言わないのです。
気の遣い方が幼稚園児ではない。
しまじろう映画×ゴスペラーズは反則
しまじろう映画って親になってから見るとすごく泣けます。
しまじろうがお母さんに
「もっと褒めて欲しい」「成長を見て欲しい」
と思うことが、自分の子どももこう思うのかな?なんて考えて胸にグサッとくるんですよね。
今回もラストは涙を流してしまった私ですが、
ゴスペラーズの歌は反則だよね!?
「まほうのしまのだいぼうけん」の為に書き下ろしたこの曲が、映画で流れたら親なら涙腺崩壊します・・・!
歌詞がしまじろうとお母さんのエピソードそのままなんですもの。
子どもの冒険を見守る親になりたい
これから娘の人生には辛いことや悲しいこともきっとあると思う。
でも、その全てを私が回避したり代わることは出来ない。だからこそ、小さい頃から
子どもを信じる
「すごいね」って認める
「偉かったよ」って褒める
今回の映画でしまじろうのお母さんが気付いた事、これを私もやっていきたいなと思った。
心配だからこそ、「だめ」って言いたくなる気持ちも分かる。でも、失敗して気付くことも沢山あるから、
子どもが自分で出来るようになるのを、そばで見守りたいな。
今回のしまじろうの映画もすごく良かった、大人も楽しめる内容です。
特に心配性のおうちの方には凄くぴったりな内容だと思います。是非、お子さんと一緒に見て下さい。
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