妊娠悪阻体験記を週数ごとに詳しく書いています。
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妊娠悪阻と診断された私は入院し点滴治療をすることになりました。
症状は、主に吐き気、嘔吐、悪心、頭痛、食欲不振、においや味に敏感になる、よだれが出るなど個人差があります。
診断の判断材料になるのが、体重の減少や尿検査でケトン体が出る事だそうで・・・
私の場合はケトン体3+が出たこと、ほとんど何も口に出来ないこと、一日何回も吐いてしまうことから診断されたのだと思います。
もくじ
つわりで入院。24時間の点滴治療について
私が入院した時の治療方法。
ケトン体が消えるまでは絶食し、一日5本の点滴を24時間行うというものでした。
24時間点滴の針を腕にずっと差した状態で過ごします。
点滴はしたことがありますが24時間というのは初めてでした。実際にやってみるとずっと針が刺してあるというのは不便でしたね。
まず、動きが制限され寝返りがうてない。針が気になってなかなか思うように動けません。
私が部屋の外に出るのは廊下の先にあるトイレに行く時だけでしたが、点滴ごと移動するのは体力の落ちている状態では不便を感じました。
妊娠悪阻での絶食
ケトン体+3が改善するまで絶食治療。点滴だけで生かされている状態です。
飲み物は飲めれば飲んで下さいと言われましたが、見るだけで気持ち悪くなり全く飲むことが出来ませんでした。
水も、お茶も、ジュースも、全てだめでした。
そんな私を見て看護師さんはキラキラの笑顔で
そんなこと言ったって・・・、飲めないものは飲めないのだ。
頑張って口にしてもすぐに全て吐いてしまう。
看護師さんも仕事だし、全く悪気はなく心配してくれているのは分かるのですが一日何回も聞かれて発狂しそうでした。
頑張れない状態で「頑張れ!」と言われているようで出来ない自分に落ち込んでいきます。
脱水症状の改善!点滴ってすごい
口から水分はほとんど取れませんでしたが、点滴のおかげで脱水状態は改善されました!
家にいた時はトイレに行く回数も減っていたのですが、病院では何回も行けるようになり体に水分がいきわたっているのを感じました。
そして意識朦朧としていたのも、脱水症状が改善されると同時にだんだんと良くなっていっているような気がするように。
気持ち悪いのと吐き気は全く良くなっていないんですけどね。
電解質輸液は1920年頃から治療として注目され始めたそうで、民間人が輸液療法を受けられる以前に私が生まれていたら間違いなく生きていられなかったと思うと感慨深い。
昔の時代は悪阻で亡くなる方もいたそうなので(経験すると不思議でもなんでもない)
現代医療に感謝ですね。
水分が取れない方はに点滴治療を相談して見てもよいかと思います。
【絶望】病院が臭い
妊婦検診の時にも少し感じていましたが、入院してはっきりと分かったことがあります。
病院のにおいが臭い!
我慢できないくらいとにかく臭い!
なんでこんなにだめなんだろう?消毒や薬の病院独特のにおい・・・つわりでなければなんてことはなかったんだろうけど。
私が一番気になったのがトイレのにおい。
トイレに入る度にそのにおいで吐き気を催し、そのまま吐いてしまうことも度々ありました。
まぁ、吐いても胃液くらいしか出ないんですけどね。
トイレに行くときは必ずマスク着用。
あまりにも臭くて「つわりによる嗅覚過敏ってこんなに酷いのか」と思っていたのですが、ふとお見舞いに来ていた母に愚痴を言ってみたんです。
つわりのせいで嗅覚が敏感になって、トイレのにおいに耐えられないんだ・・・。
毎回吐きながらトイレに行ってて辛いよ~。
すると食い気味でまさかの回答が。
「やっぱり!お母さんもすごいあのトイレくさいと思っていたわ!」
えっ、つわり関係なしにくさいの?
ずっと悩んでいたトイレはただ臭いだけという事実。
退院まで使用する時は息をとめて耐えましたが、今でもあのトイレで妊婦さんが苦しんでいるんだろうか?
妊娠悪阻での入院生活も楽ではない
脱水状態は良くなっているはずなのに、なぜか気持ち悪さは日に日に増していきます。
入院中は6時過ぎに起床、すぐ検温のために看護師さんが部屋に来るので否が応でも起きなければなりません。
寝ている時だけが唯一つわりから解放される。
出来るだけ長く眠って時間を稼ぎたいのに(悪阻特有の変な思考)
検温、検尿、点滴の差し替えなどが慌ただしく一度目覚めるとその後はなかなか眠れない。
仕方ないとはいえなかなかストレスでした。
体をベッドから起こすのも手伝ってもらわなければいけないほど、動けなくなっていて悲しかったです。
どうして私はこんな目にあうの?
あとどれくらい耐えればいいの?
「健康」がとても幸せなことだと知った
1日がこんなに長いことがあるなんて初めて知りました。
元気に過ごせていたことが当たり前のように感じていましたが、それは違ったのです。
テレビも見れず、本も読めず、スマホも見れず、会話をすることすら出来ない。
ただ横になって、つわりの吐き気に耐えて、ひたすら時間が過ぎるのを待っているだけ。
つわりで苦しんでると、時の番人にでもなったのかと錯覚する位、時間が経つのが遅い。
時計見て、しばらく苦しんでまた見ると18分しか経ってなくて心折れる。これ、つわりあるある。— はなこ (@hanako2500) September 28, 2017
完全にこの時の私も時を司ってましたね。
時の番人になって時空にとりのこされてましたね。辛すぎる。
診察で赤ちゃんのエコーを見せてもらってもあまり喜びを感じられず、ただただこの苦しみから解放してほしい思いでいっぱいでした。
妊娠出来て幸せなはずなのに赤ちゃんのことはほとんど考えてない。
苦しくてお腹の中に赤ちゃんがいることすら忘れそうになる。
私だって幸せな気持ちで過ごしたかったと毎日毎日泣きました。
本当は赤ちゃんのことをたくさん考えていたい。性別を想像したり名前を悩んだりしたい。
妊娠中もそれなりに身綺麗にして、ベビーグッズを調べたり買いに行ったりしたいよ。
でも・・・出来ない。
1日を生きるのに必死で何も考えられない。
息を吸って吐くだけでもうそれ以外は何も出来ない。
目を開けることすら辛い。光を感じるだけで吐き気がする。
他の赤ちゃんはお腹をたくさん撫でてもらって話しかけてもらってるのに、私はこの子に出来てない。
どうしよう・・・妊娠をもう止めたいなんて考えてしまう。
窓の外を見て漠然と、もう人生ここで終わりたいなんて考えて、
母親失格だよ私は。
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