「つわり体験記」私が体験した視覚と聴覚の変化について

つわりは妊婦の体に思いもよらない変化を引き起こすみたいです(実体験)
この記事は前回の記事の続きとなっておりますので、もしよろしければ先にこちらの記事をお読みください。

私が実際に経験して感じたことを書いているだけなので、妊娠悪阻になるとこうなるというものではありません。

つわりによる視覚の変化

見るだけで気持ち悪くなるものは食べ物だけではありませんでした。
例えばお皿や箸などの食器。化粧品や香水などの匂いの強そうなもの。

そして・・・何と言ってもしんどかったのは、人間。
意味が分からなすぎる。人間を見るとなんか気持ち悪いなんてどうかしているとしか思えない。
人間の集合体である(?)人混みなんか見てしまえば吐いてしまうくらい。
よくある渋谷のスクランブル交差点のライブカメラとか気持ち悪いの頂点。

ワタシニンゲン。ダケド、ジブンイガイノニンゲンヲミタクナイ。ニンゲンミルトキモチワルイ。

人里離れた場所に暮らすゴーレムみたいになる。
ゴーレムでもイケメン・美女は大丈夫。
こんな時でも「美」は無敵なんだなぁと思った瞬間。私は美女でもなんでもないので自分を鏡で見るのもキツい(笑) 
あ、ここ笑う所です。

聴覚の変化

これは自分の中でも地味にダメージを受けるのには驚きました。音って大事なんだなぁと思いました。

  • テレビ→自分が観ていなくても音が聞こえるだけで吐く。バラエティは凶器。
  • 人の話し声→入院中、廊下から聞こえる話し声で気持ち悪くなる。
  • 掃除機の音→うるさい。
  • 洗濯機の音→うるさい。
  • 色々な電子音→気持ち悪い。
  • 歌のある曲→洋楽でも邦楽でも頭痛くなる。クラシックとかヒーリング系はまだ大丈夫

もう日本に暮らすのやめなよってレベル。
なんの音もしない無音の世界で生きていたい。こんなおかしい感じなので引きこもる以外に選択肢はないし、なにをしても気分転換になることはない。

退院後の自宅での私のとある1日

 

7:00 気持ち悪さにより起床

7:30 何とか寝室からリビングまで移動

8:00 朝ごはん(100%吐く)

9:00 お昼までひたすら横になる

12:00 お昼ごはん(100%吐く)

15:00 夕方までひたすら横になる

18:00 夕ごはん(100%吐く)

21:00 テレビを見る(80%吐く)

22:00 苦しみながら就寝

これは退院後の自宅での私のとある一日なんですが、酷いもんです。

動くのもハァハァ言っているくらい辛くて、寝室からリビングまでの移動もフラフラ壁伝いにやっと移動していました。

テレビを見る時間が書いてあるのは、暇だからです。見る事で気持ち悪くなったりするのですが、吐き気の波が落ち着いている時に「なんかいけそう?」と思って付けて見ます。(結構な確率でやっぱり無理ってなる)

ここに書いてある時間以外は横になりながら時が過ぎていくのを気持ち悪さの波に耐えながらじっと待ちます。

これが長くて辛いんです。

時空を操ってるんじゃないかって位、時間が進むのが遅い。

じゃないとこの進み方はおかしい。

目を閉じて、眠れればいい方で人間なかなか何時間も眠れないんで吐き気との戦いで一日が終わります。

3食書いてあるのは家族が私が食べられそうなものをいつも用意してくれていたからです。

頑張って食べようとするもほとんど食べられていませんでした。

こうやって書くと本当に病人ですね。だれか、精神と時の部屋に私を入れてくれ。

つわり体験記の続きはこちらです

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