産むまでつわりが終わらない。妊娠悪阻による飢餓状態で入院

妊娠中につわりが酷く辛かった方の「つわり体験記」を紹介しています。

様々な症状、環境を耐えた妊婦さんの貴重な体験記は、今つわりが辛いあなたの苦しみを代弁してくれるはず。

  • tomoさん(30代前半)
  • つわり開始時期 妊娠5週~産むまで
  • つわりのピーク 妊娠6週~22週

経験したつわりの症状

  • 匂いつわり
  • 吐きつわり
  • 頭痛
  • めまい
  • 倦怠感
  • 逆流性食道炎
  • 妊娠性歯肉炎

妊娠悪阻で入院。治療方法と経過

妊娠14週の頃、妊娠悪阻による飢餓状態となり入院しました。

点滴治療(ソルデム、プリンペランを1日4本 ビーフリードを半日×3日)を受ける。

妊娠がわかった時より-12キロ。

病院側から「ここまでだと母体保護法が適応されるかもしれない」と言われる。

吐きすぎで子宮頚管が短くなり切迫流産になりかけます。

妊娠21週の頃、妊娠悪阻による歯磨き不足で妊娠性歯肉炎になりまた入院しました。

その後、またもや飢餓状態となりMFICUに入院。

ここまでつわりが続くのはおかしい。となり消化器内科を受診。

つわり期間中の生活は、専業主婦だったため日中は実家でお世話になっていました。実家ではほぼ寝たきり状態です。

つわりは何がどう辛かったのか?

全部が辛かった。

特にひどかった時は息をするのも辛くただ寝転がってるだけ。

ちょっとだけ落ち着いた頃に少し出掛けたりはしたけど、寝起きに吐いてしまうのは変わらずで朝が来るのが怖かった。

妊娠中吐いた回数は数え切れない。一生分吐いたと思います。

つわりの時の家族の反応

旦那は仕事を調整してくれて定時で帰ってきてくれる他、家事も全てやってくれた。

いつ病院に行くようになる分からないからと禁酒をし、病院への付き添いをしてくれました。

しかし旦那の親は「つわりくらいで・・・家事をやらないとダメじゃない」と言うのです。

また、入院中病院に顔を出し3時間滞在。その日の夜一気に具合が悪化し病院側から怒られていました。

両親はものすごく支えてくれた。

旦那が病院へ行けない時は一緒に来てくれたり、食べたいものを作ってくれたりと献身的に労わってくれました。

つわりを経験したいまだから言えること

「つわりはいつか落ち着くから」と周りの人や病院からも言われたけど、落ち着かず産むまでつわりがある人もいる。

しんどい・・・と言うと「私はこうだったよ」とか言う人もいるけど、当の本人が辛いんだから「そうだね。つらいよね」と同意してあげる事も大事だと思う。

私自身つわりがひどすぎて第2子はまだ考えられない。

しかし、周りから「二人目は違うかも知れないじゃん?」と言われるがそれはあくまでも「かも」であって必ずしもそうじゃない。

だからつわりがひどかった人に安易に「二人目は?」と聞いてはいけないと思ったりもしました。

妊娠は病気じゃない。

と言うけど、妊娠悪阻になれば立派な病気。

もう少し世間で妊娠悪阻への認知度が上がればいいなと思います。

 

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