二人目妊娠中のつわり。上の子に「ごめんね」と言い続けた辛い日々

妊娠中につわりが酷く辛かった方の「つわり体験記」を紹介しています。

様々な症状、環境を耐えた妊婦さんの貴重な体験記は、今つわりが辛いあなたの苦しみを代弁してくれるはず。

  • ひりんさん(30歳)Twitterはこちら→@Rin_hiroki1783
  • つわり開始時期 妊娠5週
  • つわりのピーク 妊娠8週~15週

今回、つわり体験記を書いて下さったひりんさんは、つわりのピーク後も具合の悪い状態はずっと続いたそう。

二人目のお子さんを妊娠していた時のつわりについて、詳細に教えて下さいました。

経験したつわりの症状

吐きつわり

基本は吐きつわりだった。

何を食べても気持ちが悪く、すぐ吐き、横になっていてもしんどかった。

5週目ですでに吐き気があり、身体がだるく不快感があった。

食べられたのはコンビニのサンドイッチと、冷たいおにぎりを少量のみ。匂いに敏感になり、冷めていて匂いのないものしか食べられなかった。

それも11~12週あたりには食べられなくなり、体重が一気に6キロ減った。

ふらつくので産院に電話をすると、点滴が必要とのことで、歩いて病院へ向かったが(徒歩10分くらい)、途中でしんどくて道路にしゃがみ込みしばらく動けなかった。

真夏だったので脱水の症状も出ていた。

点滴をしてもらい、上の子の世話があるので自力で帰った。以後病院に行くことが怖くなり点滴は一回だけ。

あとは家で、一日に何度も吐く日々を15週まで過ごした。

においつわりとよだれつわり

食べて吐く以外は、トイレの芳香剤の匂いが本当にダメで、夫がトイレを開け閉めする度に吐きそうだった。

また、唾液悪阻は産むまで続き、こちらは理解されにくく辛かった。

吐き出しても吐き出しても、すぐ口の中が唾液でいっぱいになる症状。

唾液を常に吐き出さなくてはならないのがストレスになり外出しなくなった。常に口一杯に唾液が溜まっていて本当に不快だった。

つわりの時の生活状況

仕事は辞めていたが上の子がまだ一歳だったので、お世話があり大変だった。

実家は遠方なので頼れなかった。

 

一度、具合が悪くてベッドに横になっていたら寝てしまい、気づくと一歳の長女が横で私の手を握り、立ったまま寝ていた。

 

その姿を見たときには号泣した。

 

家事は最低限のことしかできずほとんど横になっていたけど、娘のご飯だけは作った。

とにかく家事はほとんど出来ず、たまに少し調子が良いときに洗濯、洗い物などをまとめてやっていた。

つわりは何がどう辛かったのか?

とにかく毎日が苦しくて辛い。

身体の不調、長女と遊んであげられない罪悪感で妊娠中は幸せな気分は無かった。

ただひたすら、早く終われ、と思っていた。

 

正直死にたいと思うくらいしんどかった。

 

当時の手帳には、長女に対してごめんね、ごめんねと何度も書いてある。

つわりの時の家族の反応

夫は出張が多く多忙な部署だったのでほとんど家に居なかった。

サポートしてもらった記憶は全くない。

娘はあまり泣いたりワガママを言わず頑張ってくれた。寂しかったと思う。

一番頼りになったのは、ママ友たちだった。

私が病院に行っている間、上の子を預かってくれたり、ご飯を差し入れしてくれたり。ありがたかった。

つわりを経験した今だからこそ言えること

つわり中は、同じ妊婦さんでつわりが無い人、軽い人を羨み、なんで私ばっかり・・・と毎日思っていました。

でもあの辛い日々があったおかげで、今同じように苦しんでる妊婦さんに、「大丈夫だよ」「辛いけど終わりが来るよ」って他人事じゃなく言うことができる。

でもやはり、つわりは無い方がいいに決まっているので、この分野の研究が進んでいくことを願っています。

 

管理人はなこのつわり体験記はこちら

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