つわりが治らず胃カメラで検査!?嘔吐や悪寒に苦しみ会話すら辛い

妊娠中につわりが酷く辛かった方の「つわり体験記」を紹介しています。

様々な症状、環境を耐えた妊婦さんの貴重な体験記は、今つわりが辛いあなたの苦しみを代弁してくれるはず。

  • 糸村さん(30代後半)
  • つわり開始時期 妊娠4週
  • つわりのピーク 妊娠5週~17週

糸村さんはつわりの嘔吐や悪寒などの症状に苦しみました。

なんと病院で「悪阻が治らないのはおかしい」と胃カメラを勧められるという経験をされています・・・。

経験したつわりの症状

吐き気、嘔吐。

悪寒(内臓や身体の奥から湧き上がってくる体験したことがない悪寒。吐き気と同じ位悩まされました。)

匂いつわり、痰つわり。

ケトン体+3、2週間で体重-5kgでした。

治療について

点滴治療。

プリンペラン、タケキャブ・タケプロン(胃酸抑える薬)の服薬。

入院はなしでしたが、できるだけ毎日点滴するように言われました。

総合病院までタクシーで40分の距離なので、検診を兼ねて1週間に1〜2度の点滴。

それ以外は点滴のみ最寄りの内科で受けていました。

妊娠悪阻で診断書を書きますよ、とは言われましたが、重症とは言われていません。

つわりの時の生活状況

悪阻が始まってから、仕事を休職しました。

  • 寝たきりで、お手洗いと寝床の往復生活
  • 点滴に通う時は夫が必ず付き添い(夫にタクシー呼んでもらったり、病院とのやりとりもしてもらいました)
  • 家事とわたしの世話は全て夫

夫の勤務形態は完全フレックスのなので融通が利きます。

体調が特に悪い時は在宅勤務にしてくれていました。

食べたい、飲みたいものがあれば、時間問わずすぐに買いに走ってくれました。

他にはシャワーを浴びた後、衣服を準備、介助してくれたり、髪の毛を乾かしてくれたりしました。

つわりは何がどう辛かったのか?

終わりの見えない吐き気

眠っている時だけ平和で、起きている間が地獄だった。(はなこさんのブログの通り…)

全身全霊で吐き気に耐えることしかできず、赤ちゃんのことを全く思いやれないことにも悲しくなりました。

死にたいとすら思い、夫には「もう死にたい…消えたい…」とよく言っていました。

何度か流産を経験し、3年の妊活を経ての待望の妊娠でしたが、それでも妊娠を悔やんだぐらいです。

唐突なえずき

匂いや湯気、想定しないきっかけで、唐突にえずくことが非常にストレスになりました。

うがいや歯磨きのために水道水を口に含むと、夏だったため生温い水道水でえずいたりもしました。

徐々にやってはダメなことを学習し、悪阻の中盤からは少しずつ防げるようになってきました。

医師の診断

ある医師に当たった時、

「10週までに悪阻が治らないのはおかしいよ。紹介状を書くから胃カメラで検査をしてきて。」

と言われました。

フラフラになりながら総合病院の消化器内科へ診察を受けに行きました。

吐き気が酷く、とても検査を受けられる状況ではなかったこと、消化器内科の医師の触診からも

「恐らく悪阻でしょう。人によって終わる時期は違いますから。」

とのことで、胃カメラをせずに済みました。

つわりの時の家族の反応

仕事、家事、わたしのお世話全てこなし、泣き言も聞いてくれました。

実母

妊娠が嬉しかったのでしょうが、度々連絡してきました。

悪阻がつらいと言っても、「母親になるんだから、頑張れ!」と・・・。

もう人体の限界まで耐えていて更に「母親なんだから」言われ、つらくて悔しくて涙が出ました。

母親はよく食べ物の差し入れを持って様子を見に来てくれました。

しかし、会話することが精神的にも負担すぎて、最終的に追い返したことがありました。

そこから、悪阻の酷さ、会話することも難しいことをLINEで説明し、暫く連絡を取りませんでした。

今考えると酷いことをしたな、と思いますが、当時は自分の事以外考えることはできませんでした。

つわりを経験した今だからこそ言えること

よく言われる励ましの言葉、

「お母さんなのだから頑張って」

「赤ちゃんもお腹で頑張っているから頑張って!」

が精神的負担になりました。

悪気はないことは分かっているのですが、悪阻ピーク時には精神的負担にしかなりませんでした。

悪阻ピーク時の妊婦さんに何か言葉をかけるとしても「頑張れ」とは口が裂けても言えません。

それより自分が悪阻の時に試して良かった、あくまで実践的なことを伝えたいです。

この悪阻を経験してなかったら、わたしも同じように励ましたかも知れない。

今となっては経験したことは無駄じゃなかったな、と思えます。

ですが、できるなら二度と経験はしたくないですね。

また、夫のサポートがなければ乗り越えられていなかったと思うので、夫には心の底から感謝しています。

悪阻の時は、夫や実母など、身の回りのお世話をしっかりしてくれる人が絶対に必要だと痛感しました。

 

管理人はなこのつわり体験記はこちら

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