妊娠中につわりが酷く辛かった方の「つわり体験記」を紹介しています。
様々な症状、環境を耐えた妊婦さんの貴重な体験記は、今つわりが辛いあなたの苦しみを代弁してくれるはず。
- しぇり~さん(20代)(@IS250_f)
- つわり開始時期 妊娠5週~6週
- つわりのピーク 妊娠5週~15週
つわりが酷くても1人で耐えるしかなく、辛い思いを経験されたしぇり~さんに体験記を書いていただきました。
経験したつわりの症状
- 吐きつわり
うがいや歯ブラシすら吐いてしまう。
下にも書きましたが、いろはすもものロックしか受け付けず。
- 眠気つわり
とにかく起きていられなかった。仕事中もほぼ寝てました(苦笑)
- めまい・立ちくらみ
恐らく元々貧血気味なのもあり。時々倒れる。
1桁台の週数の時に脱水で点滴治療を行いました。
つわりの時の生活状況

とにかく吐き気→吐く、眠気がつらくて仕事も休みがちになりました。
出勤しても眠くて頭がぼーっとしたり、カンファレンス中などに時々倒れてしまう。
職場の人々に理解してもらえずつわりが終わる前にクビになる。
休みがち、休みますという連絡すらできない日もあったからだと思うが、直属の上司には「そんなにつわりがつらいはずがない!」と言われました。
家に帰るとバタンキューでひたすら寝る。
お風呂も倦怠感が強く、また、入っても洗髪時に下を向いた時に吐いてしまうため1日おきに入れればいい方。
歯磨きも歯ブラシを口に入れると嘔吐してしまうためほぼできませんでした。
食事は「いろはす桃」をロックにしたものしか受け付けず。(500mlのペットボトルを割って1日1本飲めればいい方だった)
つわりは何がどう辛かったのか?
眠気、吐気、倦怠感で仕事も日常生活も機能しなかったことです。
起きていることすらできなくてまさに廃人そのもの。
あとは、とにかくよく立ちくらみから倒れていました。
仕事中に限らず、お店で会計をする時に急に目の前が真っ暗になり、倒れて何度も店員さんに助けていただきました。(気がつくと従業員休憩室のソファにいたなど)
意識が戻った時に、「救急車呼ぶ?」と聞かれた時もありますが、
まずは健診を受けている産科に問い合せたら「出血やお腹の張りや腹痛がないなら赤ちゃんは元気だと思われるから来なくていい。立ちくらみは仕方ない」と言われました(泣)
つわりの時の家族の反応
夫は単身赴任でいなかったため、また、実家は遠方のため常に1人で耐えていた。
つわりを経験した今だからこそ言えること
マタニティライフはもっと楽しいものだと思っていた。
誰にも頼れず、夫に電話やラインで伝えても軽い反応。
友達も「妊娠初期なんだから仕方ないでしょ?」と。←私も友達も医療従事者です。
毎日時間が過ぎるのが遅いし、何かしたくてもだるいし気持ち悪いし眠いしで何もできない。
世界に1人取り残されたような気持ちだった。
今まで一番つらかったのは、全身麻酔で親不知を4本同時に抜歯した時と、持病の喘息で大発作を起こして搬送された時だと思っていたが、つわりは簡単にそれを超えた。
病気じゃない、赤ちゃんが元気な証拠なんて言われても「いつ終わるの?もう解放して・・・」と心の中でいつも願っていた。
つわりから解放された今は「人間越えられない壁はない」と思えるが、こんなに時が経つのが遅く孤独な気持ちを感じたことは他にはない。
つわりを経験して、「ほんの少しだけ、強くなれた・・・かな?」と思います。
管理人はなこのつわり体験記はこちら
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