妊娠中につわりが酷く辛かった方の「つわり体験記」を紹介しています。
様々な症状、環境を耐えた妊婦さんの貴重な体験記は、今つわりが辛いあなたの苦しみを代弁してくれるはず。
- しずさん(30歳)
- つわり開始時期 妊娠6週くらい
- つわりのピーク 妊娠12週~13週
妊娠が分かった妊娠6週位から、微熱とだるさ、強烈な眠気などから始まったというしずさん。
その後に苦しんだにおいつわりを中心に、当時の様子を書いて下さいました。
経験したつわりの症状

強烈な眠気、朝一番の吐き気、強い匂いがしたときに吐き気がする。
食べられるものが直前までわからない(昨日は和食なら食べられたけど今日は和食の出汁の香りが無理。みたいな。)
貧血で午前中だるいなどの症状がありました。
一番きつかったのが匂いへの過剰反応。
電車通勤だったのでなるべく女性専用車両を利用していましたが、女性の化粧品や柔軟剤、優先席にはお年寄りが座っているので女性の加齢臭などもきつかったです。
かといって、男性も乗っている車両には高確率でタバコの匂いをさせている人。
前日お酒を飲んだんだろうなという人の匂い。
あとは栄養ドリンクを飲んだ人の匂いもわかるくらいだったので気持ち悪くて仕方なかったです。
つわりの時の生活状況
仕事について
夫は単身赴任に出ていて、私は正社員として勤務。
妊娠が分かって、胎児の心音が確認できた時点で上司に報告、妊娠5か月くらいには職場の人にもお知らせしていました。
会社で一緒に働いている人の柔軟剤の匂いがきつすぎて「ちょっと横になってもいいですか?」などたびたび離れていました。
パソコンに嘔吐するわけにはいかない・・・
家事・日常生活について
家事については一人暮らしなのでできるときにだけ。
夫は家事が得意なので掃除や皿洗いなど帰ってきたときにやってくれることが多かったです。
洗剤の香りが苦手になっていたので洗濯も皿洗いもシャンプーもボディソープも無香料のものを使っていました。
化粧品などの匂いもつらかったので、香料を使っていないものに一新しました。
洗剤関係はココナツ洗剤、シャンプー関係はミノン、化粧品は無印、ちふれを愛用していました。ココナツ洗剤は今も愛用しています。
つわりは何がどう辛かったのか?
私は匂いつわりが一番強かったので、通勤や買い物など、人が密集している場所に行くのが辛かったです。
外出して気を紛らわすという行動が難しく、友人と出かける約束をしても相手の化粧品や洗剤の匂いが気になる。
食事もその日によって食べられるものが自分でもわからないので予約もできない。
とにかく眠って休日を過ごしていました。
つわりの時の家族の反応
夫はできる限りのサポートをしてくれました。
単身赴任のため週に1度しか来られませんでしたが、いつも心配してくれていました。
訪問時に食べられそうなものを尋ねて買ってきてくれたり、掃除や洗濯、皿洗いなど細かいところまでやってくれました
他にも家で楽しめるようにとゲームや漫画を用意してくれました。
贅沢な悩みですが、心配性過ぎてうっとおしくなることも(笑)
友人と夜に出かけることにいい顔しなかったり、たまにはコーヒー飲みたいのに制止してきたりというシーンもありましたが、全部ひっくるめて
「この人と結婚できて良かった」と思いました。
つわりを経験した今だからこそ言えること
私のつわりは人と比べると軽いほうだし、環境的にも恵まれていました。
とはいっても毎日二日酔いのような感覚、食事をとる気力もなくなるほど匂いに敏感になったことは本当につらかったです。
妊娠出産子育ては生みの苦しみやその後の生活にフォーカスされがちですが、つわりもやっぱり大変。
つわりは病気じゃないというけれど辛さは人それぞれだし、妊婦さんを見かけたら優しくしたいなと思います。
つわりだけでなく、どんなことでも、自分がつらいと思ったら素直に助けを求められる。
できることが無くも「大変だね」と優しい言葉をかけられるような世の中になるといいな。
Twitterはこちら→@shinadamiho
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