妊娠中につわりが酷く辛かった方の「つわり体験記」を紹介しています。
様々な症状、環境を耐えた妊婦さんの貴重な体験記は、今つわりが辛いあなたの苦しみを代弁してくれるはず。
- 未亜さん(33歳)
- つわり開始時期 妊娠6週
- つわりのピーク 妊娠7週~11週
今回、つわり体験記を書いて下さった未亜さんは、つわりの症状があらわれて妊娠に気付きました。
症状はどんどん酷くなり、水も吐いてしまうように。胃液も吐き、喉が切れて血が出たこともあるそうです。
1人目の時のつわり体験を紹介します。
経験したつわりの症状
- 吐きつわり
- 匂いつわり
つわり中の生活状況
仕事について
妊娠に悪阻で気づきました(5w)。
二日酔い、船酔い状態でなんかムカムカするとずっと思っていました。
クラブで働いていてお酒を飲むので、「二日酔いだろうか・・・」と思っていました。
でも普段から二日酔いになる程飲むわけでもないし飲まなかった翌日もずっとムカムカしていて、生理が遅れたので検査薬をしたら陽性でした。
赤ちゃんのことを思い、仕事を辞める決意をし、1週間後(6w後半)の自分の誕生日で辞めることにしました。
しかし、それを決めた直後から悪阻はどんどん悪化しました。止まらない吐き気、フラフラする、匂い悪阻。
職場でもほとんどお客様にもつかず裏にこもっていました(最低ですね)
職業柄、お酒の匂い、他の女の子の香水の匂い、お客さんの匂い、そしてその中で会話をしなくてはならない。
1週間どうやって仕事してたんだろう?と思い出せません。
そして辞める日の誕生日。記憶がありません。
来てくれたお客様のテーブルを3分程でぐるぐる回り、気力だけでいたと思います。よく倒れなかったなと思います。
最後に稼いで辞めないと・・・。そう1週間前思った自分には、ここまでひどくなる予想はできてませんでした。
つわりピーク時の生活

無事仕事を辞めて、休めるようになったのですが、その頃には水すら吐いてしまうようになっていました。
ずっと寝室でゴミ箱を横に置いて休んでました。
匂いに敏感になり気持ち悪いので、キッチンやお風呂には立ち入れませんでした。
飼っていた犬もずっとゲージに入れたままで一緒に寝たりできなくなりました。
旦那(当時は彼氏)の匂い、自分の枕の匂い、着ている服の洗剤の匂いまで無理になり、起きてるのか寝ているのかわからない精神状態。
気持ち悪い・・・
なんでこんな目にあうの・・・
妊娠やめたい・・・
と思っていました。
トイレで吐くこともありましたが、芳香剤の匂いで何度も何度も嘔吐。泡や胃液しか出てこず、喉が切れて血が混じっていました。
食べられるものがない。呼吸をするだけで精一杯
少し起きれるときにはなんとか食べれたスイカや素麺を食べては吐いてました。
これだったら食べれるってものがなくて、全ての食べ物飲み物がダメでした。
これを試そうとかそんなことができる状態でもなく、呼吸をして時間が過ぎるのを待つだけで精一杯でした。
食べても食べなくても気持ち悪かった。
普通より少し細めの体型でしたが、ピークが終わる頃には体重は5キロ近く減っていました。
食事が摂れていないことで、赤ちゃんが大丈夫なんだろうかとすごく不安でした。
精神的にもボロボロで、楽しみであるはずの検診も行きたくなく、這うようにして病院へ行っていました。
つわりは何がどう辛かったのか?

とにかく常にあるムカムカする吐き気が辛かったです。
常に船酔い状態で精神的にも病みました。家族にもあたってしまうことが多かったです。
赤ちゃんが宿ってくれて本来なら幸せであるはずなのに、そんな余裕ありませんでした。
あとは、お金のこと。
あれやこれと試したり、食事を作れないから買うことが多かったり、積もれば結構な金額でした。
私は時給で働いているので休めば無収入。
つわりがなければ使わなかったお金、娘や産まれてくる赤ちゃんに使えたお金を思うと辛いです。
つわりの時の家族の反応
家族みんなすごく心配してくれていました。
旦那も料理をしてくれたり、母も妹もよくきてお世話してくれました。
1人暮らしだったしほとんど動かずで子供もいないので部屋が散らかることもなく、自分の身体だけ考えていればよかったです。
つわりを経験したいまだから言えること
今の所、私の人生でつわりが1番きつかったです。
お腹の赤ちゃんは娘と4歳差になるのですがここまであけるつもりはなかったのです。
ただつわりの恐怖があり決断できませんでした。
娘がたくさん話すようになり、妹が欲しい!と言い出し、決意しました。
つわりという逃げられない苦しみ、それを乗り越えたことは誇らしいけど、経験しなくていいのなら絶対にしたくないです。
家族にもかなり負担をかけました。これから恩返ししたいです。
つわりを経験したことで得たものって苦しみ・・・しかない。
つわりを経験しなくても我が子は可愛かったと思うし・・・。
どうか悪阻に苦しむ妊婦さんが少しでも生きやすい世の中になって欲しい。
悪阻を経験した妊婦さんも、ひどい悪阻の人がいることを知って欲しいと思います。
管理人はなこのつわり体験記はこちら
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