子どもが産まれてから、小さい小さい未知の生物(に見えた)と恐る恐る過ごして来た日々。
本当に可愛くて、守ってあげたくて、幸せにしようと思った。
初めてこんな感情を教えてくれた娘に感謝しているし、すごく幸せでいっぱいでした。
赤ちゃんが可愛すぎてこんな記事も書いたっけ。懐かしいな。
今思えば、娘は育てやすい赤ちゃんだったんだと思います。
育児って感情のコントロールとの戦いでもある

低月齢児の時の頻回授乳や夜泣きも大変だった。
でも、私は娘が成長し自我が芽生え始めてから「辛い」「うまくいかない」と強く感じるようになりました。
家で仕事をしていることもあり、思うようなスケジュールで毎日動けないこと。
娘が昼寝をしなかったり、ご飯を食べなかったり、機嫌が悪くなることで、予定が大幅にずれたり思うようにいかない時に、イライラが止まらなくなるのです。
でも、「可愛い」「大好き」という気持ちは常に心にあるので、二つの違う感情がゆらゆら揺れ動く。
自分でもどうして時々こんなにイライラするのか分からない。
私の中では、育児が辛い=感情のコントロールが難しい状態
これがすごく辛いと感じるのです。
子育て上手なママを見るのが辛い
駅でイヤイヤする子をにっこり微笑みながらなだめるママ。
3人の子どもをパワフルに働きながら育てるママ。
SNSでイライラしないおおらかな育児を発信するママ。
みんな・・・すごいなぁ。
それに比べて私はなんて器の小さい母親なんだろうかと、もやもやする日々。
とある一面を見て、思うだけだけれど、子育て上手なママなんだろうと自分と比べてしまうよ。
キラキラママを見るのはもっと辛い
「育児が楽しい!」「毎日が楽しい!」ってことをSNSなどで表現するママをキラキラママって言うらしい。
ごめん。私、キラキラママ苦手だ。


メイクも髪もばっちりなキラキラママがこう言ってるのを見ると、もう逃げたくなる。
私も子どもすごく可愛いと思うし、夫も子煩悩だけど・・・どうしてこんなに違うのか。
育児って常に楽しむものなのか?
「育児は楽しい?」
って聞かれたら、私は「楽しい」って答えると思います。
でも、「育児はいつも楽しい?」
って聞かれたら、私は「そうでもないよ」って答えるかな。
だって毎日毎時間毎秒は楽しくないもの。
胸を張って言うけど・・・楽しくないもの!
育児って親が楽しむためにするものじゃない。子どもが育つ過程で楽しい事も嬉しい事もあるけど、それって副産物だよね。
子どもを育てるのが育児だから、親が常に楽しんでいる必要ないんじゃないだろうか。
そんな常にずーっと育児が楽しいって不自然じゃないだろうか、とも思う。
欲しいのはアドバイスじゃなくて共感
私は、子どもの事で悩んだりすると本で調べたり、専門家に聞いたり、ネットで調べたりする。
そこで解決法ややり方を学んでいくんだけど、まぁそれで完全に解決することって少ない。
色々なやり方を試して、考えて、悩みながら子育てしています。
家族や他のママに「こういうことがあってさ~」って話すことはありますが、そこで求めているのはアドバイスじゃない。
「みんなそうよ~!」「分かる分かる。あれは大変だよね」って共感して欲しい気持ちが大きい。
大抵のアドバイスはもう調べて知ってるしねって。
・・・私は、非常に面倒くさい。
自分でも理解しているけれど、面倒くさいのである。
本当、ごめんなさい。
育児は常には楽しめていないけれど、子どもは大好き

私はイライラもするし、ムカつきもするし、悲しくもなるし、育児を始めてから感情の起伏が激しい。
でも・・・それは沢山悩んで考えて一生懸命だからだと思っている。
子どもに関してめちゃくちゃ関心があるから、こんなに悩んで考える訳だし、自分の感情を日々反省してそれを改善しようとしている。
全てを完璧に出来ている訳ではないけれど、この1~2年ですごくキャパは広くなったし、人間として成長出来たと感じています(自分で勝手に)
やっぱり子どもが大好き。
すごいなぁ・・・と思う子育て上手(そうに見える)ママも、キラキラママ・・・はどうか知らないけど、きっと常にあのままではないだろう。
そんな人目に付く場所で感情むき出しにして
いい加減にしろよォオオオオオオオオ!ゴルァァァァァ!!!
言うこと聞けよォォォ!!ゴルァァァァァ!!!
・・・とはさすがに言わないよ、私でも言わないし。
周りから良く見えたり、すごく見えてもきっと悩みとかあると思う。外からじゃ分からないだけではないだろうか。
まとまりがなくなってしまいましたが、「常に育児が楽しいと思わなくてもいい」と最近は思います。
子育て楽しいよ!子どもがすごく可愛くて!