名前をなくした女神に見るママ友問題の闇

「名前をなくした女神」というドラマをご存知だろうか?

2011年に杏主演でフジテレビ系列で放送された、「ようこそ、ママ友地獄へ」という恐ろしすぎるキャッチコピーで話題となった連続ドラマです。

私はこのドラマが放送当時まだ20代前半で、結婚や出産なんて気にもとめていなかった時期だったのもあり、見ていませんでした。

それから数年経った今、子供を産んで幼稚園のママ友という存在がどんなものか知りたくて興味本位でイッキ見。その感想を書こうと思ったのだが、とりあえず一言でまとめるとすると

杏(演じる主人公の侑子)のKYさ加減がひと際異彩を放ち、ママ友グループの地雷を次々踏み倒し、勝手に敵に回していくドラマです。

幼稚園児をもつ5つの家庭、どこも闇を抱えすぎ

このドラマに出てくる母親たちを簡単に説明します。ネタバレ要素を含みますのでお気を付けください。

  • 秋山侑子(杏)⇒リストラにあい、専業主婦になる。今まで息子を保育園に預けていたが、リストラと引っ越しを機に幼稚園に転入させる。明るく活発な性格で正義感が強い。しかし、人の地雷を踏むペースが信じられない位早い。
  • 安野ちひろ(尾野真千子)⇒大人しく地味な性格の専業主婦。夫(高橋一生)から、一日730円しか渡されないという経済DVを受けている。実は侑子の元同級生。
  • 本宮レイナ(木村佳乃)⇒カリスマ読者モデル、夫は社長のセレブママ。実家もお金持ちのお嬢様育ちで、子供のお受験に何かと必死になる教育ママでもある。夫とのレスで悩んでいる。
  • 進藤真央(倉科カナ)⇒ママ友の中では最年少の23歳、専業主婦。夫と共に栃木の田舎出身で、普段は隠しているが方言を話す。夫の職業はトラック運転手だが、見栄の為にスーツで出勤させている。
  • 沢田利華子(りょう)⇒ネットショップ経営。バツイチで連れ子、年下モデル夫との間の子の2児のママ。サバサバして付き合いやすそうに見えるが、実は陰湿。

このママ友たちすごく豪華よね・・・?

一緒のグループにいたら目立って仕方ないと思うけど、一応この幼稚園はセレブ園(?)のようなので馴染んでいます。

ざっと説明しただけで、げっそりするほど各家庭色々問題を抱えています。隣の芝生は青く見えるじゃないけど、家庭内の本当のところなんて外からじゃ分からないってことですね。

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主人公侑子の鈍感力が怖い

セレブ園だけあって、このドラマは「お受験」という目標に向かう子供たちの成長を描いたものでもあります。

普通にママ友として付き合っていたら、当たり障りのないこととか、失礼がないように気を付けるじゃないですか?特に受験とかデリケートなことが絡むと一層慎重になりますよね。

普通は。

そう、杏演じる主人公の侑子は普通じゃないんです。

KY・鈍感という名の狂気を振り回し、ママ友の地雷を踏み反感を次々にかっていきます。それで面倒ごとに巻き込まれているのに、素知らぬ顔をしたり悩んでみたり・・・

見ているこっちの方がひやひやするわ!(笑)

まだ会って間もないママ達の前で、

結局、お受験って親のエゴなんじゃないのかな~って

(主人とは)元気でのびのび育ってくれればそれが一番だね~って

お受験は親のエゴって言いきるあんたはすごいな!

まだ、他のママ達がどう思っているか分からないのにエゴて。

いやいや・・・そう思ってもそのまま言うなよ~。ホラ、みんな顔が引きつってるよ。

ってな感じで侑子の言動によりイライラさせられるママが続出。裏表のない明るい人って感じなのかもしれないけど、ストレートに言うばかりがすべてではないよね。

嫉妬から始まるママ友問題

お受験は親のエゴと言っていた侑子ですが、あっさりと鞍替えしお受験させることにします。

「え!!?」

って思ったよね、たぶん多くの方が。

だってあんた、好き勝手言っておきながらよくサラッと変えられるわ。これはママ達からしてみればムカつきますよね。

さらに、侑子の息子の健太はかなり優秀で成績がぐんぐん伸びていきます。今まで塾にも行っていなかった子が、塾にずっと通っていた子を軽々追い越してしまう・・・。

うん、嫉妬されるね。最初にお受験に関してあんなことを言わなければこうはならなかったと思う。

他にも、

  • 専業主婦になってもすぐ仕事が手に入る
  • 夫が優しく育児にも積極的
  • 特定のママと仲良くしている

などなど、侑子の一挙手一投足が気に入らないママ友たち\(^o^)/

ムカつく原因も侑子に対する嫉妬嫉妬嫉妬・・・おぉ怖い。

やっぱりママ友問題は嫉妬から始まることが多いのでしょうか。「羨ましい」「妬ましい」という気持ちが、ちょっとしたすれ違いを産んだりします。

余計な一言は絶対言ってはいけない

侑子はKYなので、「その一言いる?言っちゃう?」ってことを平気でいいます。

本当に余計な一言そのものです。

  • 塾の成績が振るわないママ友の子に、侑子の息子より偏差値の低い学校を「合っている」と発言
  • 妊娠疑惑のあったママ友の体調を気遣いママ友旦那に報告(結局妊娠してない)
  • 旦那のバレバレな学歴詐称するママ友に「東大すごい」と話をふる

この子、地雷の踏み方がえげつねぇ・・・!

これはドラマだからこんな感じだけど、リアルでももっと些細な余計な一言ってよくありそう・・・というか実際ある。

これは気を付けなきゃな~とドラマを見ながら思いました。

  • 家族計画について
  • 子供の性別について
  • 子供の学習・運動能力について
  • 収入について

まだまだ挙げればきりがないけど、安易に触れちゃいけないor気を付けなければいけないことってあります。

とっさの時に失礼なことを言ってしまわないようにしなければ。自分が言われたら嫌なことはだめだね。

侑子のように鈍感だとそれが分からないから辛いかもとは思う。

ドラマだからこうなるけど実際は悲惨

ママ友達と次々と対立し、孤立する侑子ですが・・・やはりドラマです。

侑子の持ち前の明るさと正義感でママ友達と仲直りしたり、成敗(?)したりと、最後はまぁまぁ上手くいきます。ドラマだからね、こういう爽快モードも無いと視聴者はつまらないだろうし。

でも、もしこんなに幼稚園で対立して嫌われたら、もう挽回なんて出来ないんじゃないか?と思ってしまいます。

噂が噂を呼んで関係ないママ達にまで嫌われたりするんだろうか?卒業するまでこの状態が続くんだろうか?

なんて考えてちょっと怖くなりました。

普通にお付き合いしていればこんなにこじれはしないと思うけど、やっぱり実際にもママ友トラブルとかあるって聞くとちょっと身構えてしまいます。

ママ友って「友」って付いているけど、学生時代の友達みたいには思っちゃマズいだろうし難しい。

「名前をなくした女神」は参考になる訳じゃないけど、面白いので見てみるのおすすめです。

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